先週末に、
東京『スヌーカークラブ』で行われた、
日本スヌーカー連盟(JSA)の公式戦
『第14回全日本スヌーカー選手権大会【竹田杯】』。
2013年以来2度目の優勝を決めた桑田哲也選手の
談話が入ってきましたので、お届けします
(取材協力:JSA)。
タイを拠点として活動している
桑田選手の近況だけでなく、
現在の充実ぶりがうかがえる内容です。
なお、JSAの2014-2015シーズンは、
この全日本選手権をもって終了。
来シーズンは、7月の
『第4回全日本6-redスヌーカー選手権』
からスタートし、
11月の『第15回スヌーカーJapan Open』を含めて
年間10試合を開催予定です。
(JSAは活動を支援して下さるスポンサーを
随時募集しています。
ご興味のある方はこちらまでご一報を)
…………
Tetsuya Kuwata
1983年5月28日生・東京都出身
右利き・O型
2010年『スヌーカージャパンオープン』優勝
2013年2015年『全日本スヌーカー選手権〈竹田杯〉』優勝
2015年『タイ国内リーグ・Division2』優勝
他、国内外で上位入賞多数
ハイエストブレイクは練習時「137」、試合時「119」
※現時点で国内試合唯一の
センチュリーブレイカー(100点オーバー)
使用キューはJames Wattana Cues カスタム
――優勝直後の率直なお気持ちを。
「今年に入って急激にスヌーカーというゲームを
深く理解できるようになったと実感しています。
そして、今はスヌーカーというゲームに
自分を当てはめている感じです。
そのために自分自身と対戦相手を
もっと理解することを心がけて、
いろんな人とキューを交えてきました。
優勝した瞬間は、
日本でも最後までその意識でプレー出来たことに
すごい達成感がありました。
そういう意味で嬉しかったです。
なにより帰国して驚いたのですが、
1年前と比べて国内試合の雰囲気が
格段に良くなってました。
選手の皆さんが試合環境や開催体制に満足されて、
とても楽しそうにしてらっしゃるのが印象的でした。
この感覚は選手が試合活動を続けるうえで
大切な要素です。
本当に素晴らしい事だと思います。
運営側の努力と選手達の協力無しでは
達成できない事ですからね。
中でも広報・試合開催担当の佐藤(渉)さんの
御尽力が相当大きかったと思います。
彼の活躍は本当に素晴らしかった。
彼がいれば日本のスヌーカーも大丈夫でしょう。
そういう皆さんの思いを感じていたからこそ
出来たと思えるプレーもありました。
この場を借りて心から感謝申し上げます」
――今大会では自分の力が出せたと思いますか?
達成度を%で表すと?
「先に申し上げた通り、
頭の中では良い状態でプレー出来たと思うので
達成度は高いです。
ですが、フォームに関しては
正直50%ぐらいまでしか持っていけなかったです。
全てのスポーツに言えることかもしれませんが、
スヌーカーはフィジカル、
メンタルの乱れが顕著に現れる競技です。
フォームの乱れは
パフォーマンスの不安定さに直結します。
だからブレイクも伸びなかった。
試行錯誤していたのですが、
結局最後までピタッと決まらなかったですね。
なので、今はもう頭の中に
次の課題が山積みになっています」
――2年前の初優勝の時と、
心境的にはどのような違いがありますか?
「まず、一昨年同様、今回優勝したことで
『IBSF世界選手権』のチケットを獲得できました
(※IBSFとは、
International Billiards & Snooker Federationのこと。
今年の世界選手権は11月にケープタウンで開催)。
今思うと、一昨年は
まだまだ世界と戦う意識レベルじゃなかった。
それと比べると
今は遥かに具体的な手応えと自信があります。
この2年での成長は
タイでのスヌーカー生活はもちろんですが、
神箸渓心選手と笹田敦史選手
(※現在国内ランキング3位。
度々タイで修行を行っている)
の存在がすごく大きいです。
渓心選手のことはもう言うまでもないですが、
笹田選手から学んだスヌーカーの戦略論は、
技術の向上だけを考えてきた僕の殻を
思いっきり破いてくれました。
海外に出て、
色んなプレイヤーと話をしましたが、
彼のスヌーカーブレインは
タイのトッププレイヤー達と遜色ありません。
なので彼とスヌーカーの話を真剣にする事は
必ず上達の助けになるし、
スヌーカーがもっと面白くなると思います」
――桑田選手は引き続きタイでの修行を
続けるのですか?
今後の大きな大会の予定とは?
「今後もまだまだタイで頑張っていくつもりです。
参加しているタイの国内プロツアーで
来年度からトップカテゴリに
上がることができそうなので、
本当にタフで面白くなるのはそこからだと思うし、
そこで戦える事が純粋に嬉しいです。
技術と心と知恵がぶつかり合うキュースポーツ、
それがスヌーカーだと思うし、
上のカテゴリには
それら全てが揃った選手がたくさんいる。
ワクワクします!」
…………
国内No.1選手がどこまで強くなるか。
タイでの更なる進化を期待しています!
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