2006年にプロデビュー。
今年でプロ生活10年目となる
「JPBA40期生男子」への
アンケート企画。
第5弾は有田秀彰プロです。
…………
"昭和顔の校長先生"。
有田プロと言えば、なんといっても、
プロ3年目の春(2008年4月)に
立ち上げた
『有田ビリヤードスクール』でしょう。
そちらに専念するために
トーナメント活動が満足にできない
時期もありました。
しかし、これは英断でした。
プレイヤーとしては
遠回りをしたかもしれませんが、
"ビリヤードのレッスン"を
より身近なものにし、
老若男女、ビリヤード人口を増やし、
教えることで糧を得て、
トーナメント活動の基盤を
作ることもできたのですから。
今、着実に成績も上げてきています。
※本シリーズ・バックナンバー
その1・大井直幸編
その2・高野智央編
その3・鶴原学編
その4・村山博之編
※この先、
北谷英貴、早瀬優治、土方隼斗
……を掲載予定!
――プロ入りのきっかけは?
「実はこれといったきっかけはなくて、
なんならビリヤードを最初にプレーした時に
『プロになろう』と思った記憶があります。
アマチュアで成績が出てきた頃に
何か全国タイトルを取ってから
プロになろうと思ってたんですが、
結局取れなくて(笑)。
当時、30歳になったから、
これから上達するなら
プロになった方がいいなと思って
テストを受けたことを覚えています」
――この10年はどんな10年でしたか?
「あっという間でしたね。
気付いたらもう10年かぁって。
楽しかったから
短く感じるのかもしれないですね。
2008年4月にスクールを開校して、
軌道に乗せようと頑張ってたから、
年間の全ての試合に出られるように
なったのはここ5年くらいだけど、
楽しい10年でした」
――この10年で達成できたと思うこととは?
「やっぱりスクールというもので、
ビリヤードを仕事にできたというのが
一番大きいかな。
プロになった当初は
あんまり考えてなかった気もするけど、
1~2年経った時に、
『ビリヤードに携わることで糧を得て、
なおかつ、トーナメントにも
出られるようにしなければ』
と思ったんですよ。
それは達成できました」
――反対に達成できてないこととは?
「優勝できてないことですよね。
でも、40期で優勝してるヤツを
見てると思いますよ。
『やっぱり練習してるなぁ』って。
自分は圧倒的に練習量が足りてません。
それはわかっているので、
この先は、そこに向けた環境作りが
新しいテーマになると思ってます」
――有田プロから見て40期生は
どんな人たちですか?
「自分のレベルを
引き上げてくれる存在かな。
第一に球撞きのレベル。
第二にビリヤードというものと
向き合うレベル。
付き合っていると
モチベーションが高まります。
あと、40期はみんな仲良いというか、
年齢も重ねてきて
以前は話せなかったことも
話せるようになってきた気がするから、
『支え』にもなってきていると思います。
僕は他の40期生に対して、
"同期"っていう意識、ありますね。
特に大井くんと隼斗くんの活躍を見ると、
『同じ日にプロになったんだから、
俺も早く結果を出したい』
って素直に思います。
プレイヤーとして、
あれくらい活躍できたらなって思うことは
多々ありますよ。
あの2人以外でも同期の活躍は
自分の励みになっています。
僕にとってすごく貴重な存在です」
(了)
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