球屋デイズ file.03『Neo Baata』(沖縄・那覇市)編

2017年1月

 

年イチの『BAATA OPEN』の取材で、

BDもたびたび訪れている

『BAATA 識名店』(バータしきなてん)が、

 

2017年に大改装を施し、

『Neo Baata』(ネオバータ)と名前を変え、

リニューアルオープン。

 

これまでは2階建て物件の2Fのみで

営業していましたが、

階下のテナントが空いたため、

2フロアでの営業となりました。

 

この新生(ネオ)バータは、

オーナーである川畑直弘&真希子夫婦の

こだわり満載のお店で、

良い意味でいわゆる「球屋」テイストは薄め。

 

ビリヤードファンもそうでない人も、

のんびりと思い思いの時間が過ごせる

空間になっています。

 

「すごいお店」とは耳にしていましたが、

行ってみたらやっぱりすごかった。

 

そんなNeo Baataのあちこちを見てきました

(※写真は2017年11月〜12月のものです)。

 

…………

 

 

那覇市民体育館の近くにある

『BAATA識名店』あらため『Neo Baata』。

 

外観はこれまでと変わらない……ように見えますが、

店舗ロゴや看板が変わり、

外階段がなくなっています。

 

もちろん新しいエントランスは1Fに。

 

中に入ると、天井が高く開放感のあるスペースに、

ビリヤードテーブルが4台。

 

エントランス近くにはゆったりとした

マガジンエリア(カフェ席)もあります。

 

木材(やウッド調の材料)をふんだんに使いながら、

締めるところはブラックで締め、

ホワイトやグリーンも効果的に採り入れた内装。

 

無理矢理言い表すなら、

“南国リゾート風ビリヤードカフェ”でしょうか。

 

「『大人が居ついて、くつろげる空間』、

『ビリヤード・ダーツだけでなく、

本格的なカフェ、食事、お酒が楽しめるお店』

というコンセプトをもとに

内装やデザインを考えましたが、

色を真っ黒にしたくはなかったんです。

 

自分が居心地良く感じられるバランスを基準にして、

木目とホワイトとグリーンを採り入れました」

(川畑真希子さん)

 

2フロア営業が決まったのが今年の3月。

設計・デザインを一任された真希子さんが、

図面を引き、1ヶ月かけてプランニングを

してから1Fの改装工事がスタート。

 

業者に任せるところは任せ、

自分達で用意するものは用意し、

6月にリニューアルオープンしましたが、

それ以降も随時手を入れながらの

営業となりました。

 

ビリヤードテーブル下のクールなLEDライトは、

 

「床も完全に張り替えることになったので、

せっかくならテーブルをカッコよく見せようと

いうことでやってみました」

(真希子さん)

 

これ、めちゃめちゃ写真映えします。

 

…………

 

 

Neo Baataを訪れた多くの人が、

「球が見やすい」「ずっといられる」

と絶賛するのがこのハイカウンター。

 

BDもBAATA OPENの会期中はずっとここにいて、

仕事や飲食をさせていただきました。

 

このハイカウンターはもともとBAATAの

1号店の『首里店』でやろうとしていた

アイディアだったとのこと。

 

「純粋に飲食を楽しむスペースとしても、

開放感が感じられて良いと思いますし、

 

うちではトーナメントをよく開催するので、

座れる場所を多くして、気持ち良く待てる

スペースを作りたかったというのもあります」

(直弘さん)

 

このハイカウンターに座って

ビリヤードエリアを眺めると、

ラシャと造花のグリーンや、奥の壁のホワイト、

そして真希子さんがデザインした

ターポリン生地製のスコアカウンターが

目に優しく、癒やされます。

 

「私は普段からインテリアや家具を

見るのが好きで、飲食店とかに入った時も

眺めてますし、ネットでもよく見てます。

『あれ、いいな。参考にしよう』というのを

組み合わせたらこうなったという感じです。

 

でも、この造花のアレンジは、

まだ沖縄では扱っている業者が少なくて

結構高くついてしまったので、

次やる時は自分達で出来るかなと思ったり(笑)」

(真希子さん)

 

…………

 

 

新しくなったのは1Fだけではありません。

もともとあった2Fも、

「あとからやっぱり手を入れたくなって」

改装しています。

 

9月中旬に着手して、

BAATA OPENの直前(11月半ば)まで

工事を行っていました。

 

「ご存知のように、もともと2Fは

白くて明るめの空間でしたが、

新装開店した1Fとの雰囲気の違いが大きかったので、

1Fのテイストを入れて、ウッド系の材料を使い、

落ち着きの感じられる空間に作り変えました」

(真希子さん)

 

2Fのテーブル台数は「8台」のまま変更なし。

 

1F・2F合わせて、人気の競技テーブル、

ブランズウィックゴールドクラウン『5』が12台。

そんなビリヤード場は日本でここだけでしょう。

 

そして、ダーツが復活して、

1Fと2Fに2台ずつ置かれています。

 

…………

 

 

Neo Baata最大の特徴と言って良いのが、

本格的なフード&ドリンクメニュー。

 

画像は人気メニューの、

ナポリタンとステーキ丼。

 

BAATA識名店時代は、諸事情あって

ちゃんとした食事の提供は出来ませんでしたが、

Neo Baataでは飲食店顔負けの厨房で

味自慢の料理の数々を作って提供しています。

 

フローズンドリンクや手作りスイーツもあり、

もはや「ビリヤード場の食事」には

カテゴライズ出来ません。

 

テーブルウェアにはNeo Baataのロゴを

入れるという力の入れよう。

 

日本にはまだ数台しかないという、

「画像をプリント出来るラテマシーン」

まであります。

 

「食事だけ、カフェだけ、お酒だけの人にも

通ってもらえるようなお店にしたいので、

妥協せずにやっています。

 

コーヒーも豆からこだわっていて

良い評判をいただいてますし、

実際にカフェとしてご利用くださる

お客様も少しずつ増えてきました。

 

でも、もっと多くの方に来ていただきたいので、

ホームページなども作り直して(※現在改修中)、

ビリヤードやダーツをしない方にも

アプローチ出来るように心掛けています。

 

幸いなことにうちは駐車場台数が多いので(60台)、

知ってもらえさえすれば、

立ち寄っていただける可能性があるかなと思います」

(真希子さん)

 

店内WiFiがあり、

各席にコンセントも完備しているので、

ノマドワーカーにもおすすめです。

 

BD、ここをオフィスにしたい……。

 

…………

 

 

川畑夫妻に話を聞き、

写真を撮っていたらいつの間にか

外が暗くなっていました。

 

夜は夜で、店内各所のお洒落なライティングで

ダイニングバーっぽさが引き立ちます。

 

店内には大型スクリーンが5台もあるので、

スポーツバーのように「飲食+スポーツ観戦」で

利用することも出来ますし、

 

飲みながらビリヤードやダーツを楽しみたい

という人は、『飲み放題2時間プラン』を

利用するのも良いでしょう。

 

BDは、ハイカウンターでPCを開き、

撮り終えたばかりの写真を整理しつつ、

眼下のビリヤードを眺めながらちょっと一杯。

うーん、至福のひととき。

 

「お客様それぞれのスタイルで楽しんで

もらえるようなお店を作りたいと

何年も前から思っていましたが、

Neo Baataになって

本当の意味でそういうご提案が

出来るようになったと思います。

 

でも、まだまだやることは多いです。

Neo Baataが100%の『完成』を見る日は、

まだ少し先かな。

 

個人的には、とりあえず形を作りきって、

2018年は球を撞きたいです(笑)」

(真希子さん)

 

単なる改装の域を遥かに超えて、

同じ場所に新しくイチから作り直したと

言っても過言ではないNeo Baata。

 

県外の方もぜひ一度、

世界基準のプレーコンディションと、

美味しいフード&ドリンク、そして、

ハイカウンターでのひとときを堪能してください。

 

…………

 

 

■Hall Information

 

Neo Baata(ネオバータ)

(旧称「BAATA識名店」)

 

住所:沖縄県那覇市識名1198-1

電話:098-851-9874

営業時間:12時~翌6時(ラストオーダー4時50分)

定休日:元日

テーブル台数:12台(ブランズウィックゴールドクラウン『5』)

1hプレー料金:500円(一般1名)

※ご利用時間や人数により安くなります。

遊び放題プランもあり

ダーツ:4台

駐車場:60台

公式ブログ:http://blog.baata-okinawa.com/

(※公式サイトは近日リニューアルオープン予定)

 

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