先月末、『関西オープン』を観に
大阪に出掛けていたことは
ここでも書いた通り。
で。
滞在2日目の夜、大阪在住の友が
僕をドライブに連れて行ってくれました。
彼はビリヤードのアマA級プレイヤーで、
関西のプロ・アマの試合で
USTREAM配信の手伝いもしています。
そんな友が連れて行ってくれたのは、
というより、
僕が「ツレテケー」と切望したのは、
大東市にある『TⅡ Factory』。
キューリペア&カスタムキュー制作を
している工房です。
代表の土田さんと以前から
面識はありましたが、
工房に伺ったのは初めて。
友はTⅡキューを使っていますし、
何度も来ているので、
僕のガイドを買って出てくれたという訳です。
中に入ってみたら、
先日プロ入り初優勝決めたばかりの
柴田裕介プロの姿がありました
(彼はTⅡキュー使用プロです)。
あ、写真撮り忘れてる。
さて。
以前から写真や映像などで
工房の中の光景は見たことがあったんですが、
想像していたよりモノが多いなぁという印象。
ゴルフ道具とか、ゴルフ道具とか(笑)。
「ここ、もうゴルフ工房やで(笑)」と
土田さんも言ってましたけれども。
そんな色々なモノ達の中で、
目立っていたものが一つ。
工房の壁には真新しいショーケースが
据え付けられていました。
中にあったのは、
「カーリー」こと
赤狩山幸男プロの初代モデルキュー。
まさに本人が使っていた現物です。
そう、'11年の世界チャンピオンの
タイトルを獲った時のキューです。
1ヶ月ほど前、大阪に来たカーリーは、
2代目モデルと引き換えに
初代を置いていきました。
カーリーはこんなことを言ってました。
「もし世界を獲ってなかったら、
2代目を渡されても、初代もずっと
手元に置いていたかもしれない。
でも、これは世界を獲ったキューなんでね、
持っておくだけになるくらいなら、
土田さんに返そうと思いました」
粋です。
さあ、そんなショーケースは……
あ、写真撮り忘れてる。