ビリヤードはあまり関係ないです。
先日、『Kindle Paperwhite』
(きんどる・ぺーぱーほわいと)を購入しました。
Amazonが2012年11月に出した
電子書籍リーダーです。
それをイジること丸1日。
これはイイ。
安い軽い薄い電池保つ簡単便利、です。
画面は液晶じゃなくて
「e-inkディスプレイ」ってヤツでして、
これのお陰なのか目も疲れません。
iPadや他のタブレットと違って、
画面はモノクロだし、できることは少ないし、
画質や操作性に気になる点が
ない訳ではありません。
でも、本だけ読めれば十分、と
割り切って買ったので全く問題ないです。
まだ日本では電子書籍版のある本は少なく、
欧米みたいに市場がすぐ爆発的に拡大するかと
言われると、
他国とは本の流通構造の違いもあって
ちょっと疑問です。
でも、緩やかに確実に、
電子書籍のシェアは広がっていくでしょうね。
お手頃なリーダー端末を、
こうしてインターネット書店の雄=
アマゾン自らが売っている訳ですから。
一読者の目線で言うと、
雑誌などレイアウトの自由度が高いものは、
僕はこれからも紙で読み続けるでしょう。
紙の方が一覧性が高いので。
でも、マンガ、小説、新書、辞書なんかは
こっちが良いなぁと実感した次第です。
さあ、そして。
wi-fi環境があれば、ペーパーホワイトくんで
すぐに本が買える訳ですが、
日本語で「ビリヤード」と検索してみたところ、
該当する本は108冊。
「おっ! 結構あるじゃん」と思いますよね。
しかし、よく見てみると、ほとんど洋書でした。
やっぱり教則本・教本系が多かったです。
あとは海外選手の自伝っぽいものとか。
紙の本なら邦訳もされている
インストラクションの名著、
「ロバート・バーン」シリーズも、
英語でなら電子書籍がありました
(試しにサンプルを無料ダウンロード
してみました)。
日本の本では『キッド』(木内一裕/著)
という小説が
検索結果の一番に出てきたんですが、
これは単に物語の舞台としてビリヤード場が
出てくるからで、専門書の類ではありません。
(余談ですが、木内一裕さんは
先日公開された映画、『藁の楯』の
原作者でもあります。
木内さんはビリヤードがお好きな方で、
この藁の楯では、主要な登場人物の名前を
JPBAプロから取っているほどです)
僕は試しに、
英語のビリヤード教本と思われるものを一冊
購入&ダウンロードしてみました。
100円だったので失敗しても痛くありません。
そうしたら……。
個人が出版した電子書籍だったようで、
「ひぃぃ」と声が出てしまう驚きの内容でした。
下の「開封の儀」のフォトギャラリーに
写真を載せてます。ご確認下さい
(写真多いです、すみません!)。
…………
すっかり長くなっちゃいましたが、
3年後ぐらいにこれを自分で読んで、
「時代を感じるよねー」ぐらい
言いたいものです。
ビリヤード本の電子書籍化が
どんどん進んでいますように。
もちろん僕も電子書籍を作りたいです。