〈BD〉大阪のビリヤード夫婦

大井由希子プロ(JPBA)
大井由希子プロ(JPBA)

 

昨日は大阪最終日でした。

 

ビリヤード用品取り扱いの老舗

『日勝亭』さんにご挨拶をして、

 

それから通天閣へ

(車で送ってくださった日勝亭社長、

ありがとうございました)。

 

さらにはビリヤード場の『ツェット九条店』へ。

 

今回の旅は神奈川の球仲間と一緒だったんですが、

 

その仲間がずっと言っていました。

 

「最終日はツェットで人と会う約束がある。

そこにB.D.も連れて行きたい」と。

 

それを聞いて僕は

「関西の友達とビリヤードをしたいのかな」

 

と思ったぐらいで、

あまり詮索はしませんでした。

 

ただ「Twitterとかで知り合った人なんですか?」

ぐらいは聞いたと思います。

 

仲間は言いました。

 

「そうそう。ご夫婦でね。

 

ビリヤードがだいぶ上手い方なのよ。

 

B.D.もたぶん見たことのある人だよ。

 

その奥さんと約束をしているんだ」

 

で、ツェット九条店に入ったら

そのご夫婦に挨拶をされました。

 

大井直幸&由希子プロ夫妻(JPBA)でした。

 

ま、マジかよ(白目)。

 

スーパー上手い人だよ。

 

「まあまあ、カウンターに座って下さい」

と由希子プロ。

 

そこから僕らは

由希子プロの熱烈なおもてなしを受けました。

 

知る人ぞ知るお手製たこ焼きです。

 

これがもう筆舌に尽くしがたい旨さ。

 

僕が二日酔い気味でなかったら、

ビールをカパカパ飲み続けていたことでしょう。

 

由希子プロ、ごちそうさまでした。

 

…………

 

さて、その時旦那の直幸プロは、

 

ある人と熱いセットマッチを延々と

やっていました。

 

これについてはまた別の日に。

 

(たぶんの相手側のブログで出るでしょうけど)。

 

そのセットマッチが行われていたテーブルは、

 

僕が今まで見たことのない特徴を持っていました。

 

穴の部分のスレート(石版)のカットが

ほぼ横一直線です(下写真)。

 

多くのテーブルはもっと丸みがあります。

 

これはなかなか渋そう(球が入りづらそう)です。

 

「はい、だいぶ難しいですよ、このテーブルは。

パッと見ではそう見えないんですけどね」(ナオ)

 

――このテーブル、なんていうテーブルですか?

 

「これはガリオンなんです」

 

――え、あの日勝亭のガリオンですか。

でも、ガリオンと言ったら白いですよね、普通。

 

「色は後から付けてます。

 

そして、色んな工夫がされてて、

 

ちゃんと穴の真ん中から狙わないと

的球が入らないようになってるんです。

 

だから、だいぶ渋くてね、

僕もマスワリがあんまり出ない時があります」

 

(※えっと、ガリオンのスレートのカットが

みんなこういう形だったらごめんなさい)

 

…………

 

ま、僕が見る限り直幸プロは

スパスパ入れてましたけど……。

 

さすがは日本ランキング1位の男や。

 

そして。

 

その直幸プロも、対戦相手のある人も

 

セットマッチの途中でたこ焼き休憩を取って

美味しそうに食べていました。

 

「どう? 奥さんのたこ焼き、

美味しいでしょ!?」(ナオ)

 

頷く一同。

 

いやもうほんとびっくりしました。

 

あと、さらりと奥さんを褒める直幸プロ、

なんだかとてもいい旦那さんだぜ。

 

東京出身の大井直幸プロ。

 

僕は彼が東京にいた頃に取材などで会っていましたが、

 

直幸プロが'09年から西日本所属プロとなってからは、

オープン戦などの会場で会うだけになっていました。

 

今回初めて大阪のホームグラウンドの一つを

尋ねることができ、

 

こちらでのプロ活動の様子や

リラックスしている姿が垣間見れて

ほっこりしました。

 

ツェットのスタッフの方々にも

すっかりお世話になりました。

 

また遊びに行きたいと思います!