〈BD〉「聞いてみた!」に小林英明プロ、アップ!

小林英明プロ(JPBF)
小林英明プロ(JPBF)

 

なんということでしょう!

 

昨日取材した

小林英明プロのインタビュー(JPBF)が

もうできちゃった! 

 

38歳がテヘペロ。

 

(このインタビューは

On the hill !さんとの合同企画です。

 

これ以上引っ張れない時期だったため

特急でやりました……)

 

聞いてみた!」にアップしています。

 

ぜひご覧ください。

 

「プロフェッショナル」であることとは。

「ビリヤードをする」ということとは。

 

その一つの回答が、

 

ビリヤード界屈指のオールラウンダーである「才人」、

小林英明プロの言葉から汲み取れるように思います。

 

その小林プロ、先週末、大阪で開催された

『全日本バンド選手権』では3位でした。

 

優勝は町田正プロ。

 

町田プロは小林プロがアーティスティックを

教わった大先輩でもあります。

 

町田プロこそ、

10年も20年も前から「マルチプレイヤー」と

言われている、各種目で実績多数のプロですね。

 

おめでとうございます。

 

…………

 

さて。

 

小林プロとは7月の『ナビー・エキシビション』でも

ご一緒したのですが、

 

その時の打ち上げで聞いたエピソードが

とても面白かったので、

 

ご本人の許可を得てここに公開。

 

…………

 

「僕が18歳か19歳の頃です。

 

JPBFプロのタマゴたちが集まって

 

『新人会』という名のスリークッション

(以下「3C」)の練習会を

 

定期的にやっていたんですね」(小林)

 

――聞いたことがあります、新人会。

昔も今もありますよね。

 

「ええ、あります。

 

僕が出ていた頃というのは……

えっと、今から22年ぐらい前ですか。

 

年齢は違いますけど、梅田竜二プロや、

 

ここにいるナビー店主の石橋毅一プロが

同僚だった訳です」

 

――へえぇ。3C世界チャンピオンの梅田さんも。

 

「梅田さん、すごくよく当ててましたよ、

当時から。

 

まあ、それはそれとして。

 

その新人会のお目付け役というか監督として

プロ選手が来て下さる訳です」

 

――ええ。

 

「で、それが、僕の父だったんですよ」

 

――うおっ。3C世界チャンピオン2度の、

あの、小林伸明大先生ですね。

 

「ええ、その伸明です。

 

それで、ある時、伸明が僕らにこう言ったんです。

 

『キミたちはビリヤードが下手だね』」

 

――そ、それは「世界のコバヤシ」から見たら……。

 

「何も言えないじゃないですか? こっちは。

 

さらにこう続いたんですよ。

 

『キミたちにはスリークッションはまだ早い!』」

 

――ええええ。そ、それで?

 

「『スリークッションはしばらく禁止だ。

フリーゲームから始めなさい』。

 

そう。3C禁止令です(笑)」

 

――3Cの新人会なのに。

 

「でしょう?(笑)

 

でも、しょうがないから従う訳です。

 

フリーゲームというのは

キャロムの基礎中の基礎というか、

 

当てれば良いという何でもありの種目です」

 

――やったんですか。

 

「やったんです(笑)」

 

…………

 

この話題は

インタビューの方には混ぜなかったですけど、

 

実は「マルチプレイヤー小林英明」の原点って

 

ここにあったりして、とか思ったりして。