JPBAの東日本男子プロツアー
『グランプリイースト』(GPE)。
早速現在のGPEランキングのTOP10を
写真付きでご紹介しましょう
(※第5戦前のものです)。
11位から20位は以下の通りです。
11 嶋野聖大 380
12 栗林達 360
13 水下広之 360
14 山本久司 360
15 平野義典 360
16 西嶋大策 340
17 浦岡隆志 320
18 有田秀彰 320
19 鎌田啓之 320
20 虻川修 300
さて。
このランキングを見る上での
ポイントがいくつかあります。
●今年のGPEは全7戦ある
(昨日と今日で第5戦をやっている)
●毎戦、プロアマ合わせて100名超が参戦
●今年一度でもGPに出た
東日本の男子プロは79名いる
●ポイントの割り当ては以下の通り
優勝/220
2位/160
3位タイ/140
5位タイ/120
9位タイ/100
予選最終で敗退/80
予選最終の一つ前で敗退/60
参加ポイント/40
●ポイントが同点の場合、
最新のJPBA全国ランキングの高い方が
上位に来る(同着はない)。
●年間ランキングの上位3名にボーナス
(賞金と賞典など)が出る
※金額は原則的に非公表
●アマチュアはプロとは別の
「GPEアマランキング」がある
※これについてはまた追って
●GPEオフィシャルブログはここ
…………
ポイントの割り当ては、
知らなかった人が多いかもしれません。
仮に、今日の第5戦から
第6戦・第7戦と3連勝しちゃったりすると……
660ポイント獲得なので、
今Top 20に入っていない人でも
十分にトップランカーになれる可能性がありますね。
それと、GPEでは、
優勝者は次節の予選が免除されて、
決勝日のベスト16(9位タイ)からのスタートになる
(決勝ラウンドシードがある)のですが、
それがいかにおトクなのかがポイント上からも
わかると思います。
つまり、1回の優勝で、
220+100=320ポイント以上は確定ってことです。
単純に土曜日の予選に出なくて良いので、
丸一日体も空きますし、メリット大。
ただ、今回は、前節(GPE4)優勝の内垣建一プロが、
第5戦を欠場することが前もって発表されていました。
そこで、前節準優勝の赤狩山幸男プロが
繰り上がりでシード権を手にしています。
これは赤狩山プロ、とてもとても幸運です。
ここで彼のポイントと順位を見てみましょう。
第1戦で、予選最終一つ前で敗戦=60ポイント
※ランキング25位
第2戦で、5位タイ=120ポイント
※累計180。ランキング12位
第3戦で、優勝=220ポイント
※累計400。ランキング3位
第4戦で、準優勝=160ポイント
※累計560。ランキング2位
で。
第5戦で、予選免除で
9位以上が確定しているので、
累計660ポイント以上が確定しています。
風が吹いてきていますね、カーリーは。
…………
以上、GPEランキングの簡単な説明でした。
ランキング争いが目に見えて面白くなるのは、
第5戦が終わってからでしょうか。
いや、そう思えるのも
僕が業界サイドにいるからでしょうか。
最近、親しい人に言われたのですが、
「GPEを生で観ていても、
情報がクローズドになっていて、
知ることができる立場にいる人にとって
何でもない情報でも、
そうじゃない人にはとても
調べにくいものになっていると思う。
初めて試合を観るような人にとって
楽しく観戦するための情報が少なすぎじゃないかな。
それが例えばこのランキング。
目の前のカードが何位vs何位の対決がなのかが
わかりづらい。
GPEでは決勝ラウンドの試合会場で
ファンサービスとして勝者当てTOTOとかも
やっているけど、
それもランキングのあるなしで、
予想する楽しみも3倍ぐらい違うでしょう。
1年で全7戦もあるのであれば、
特に後半3戦ぐらいになると
ランキングも練れてくるし、
それを知った状態で
試合を観たいというファンは多いはず。
というか、スポーツならば
普通にあって良い情報でしょう」
……ということなんです。
もちろん主催サイドも
何もしていない訳ではありませんが、
少ない人数で告知宣伝まで
完璧にやりましょうというのは無理な話。
でも、そういう事情は
初めてプロの試合を観るような人には
関係ないといえば関係ない話です。
なかなか難しいところです。
なので、まず
B.D.でできることをやってみた次第です。
そうしたら……
とても自分が勉強になったのでした(^^)