長文。
…………
昨日は都内某スタジオへ。
河原千尋プロ(JPBA)と一緒に
映像に音声を入れる仕事でした。
その映像とは……
先月の『ジャパンオープン』女子ファイナル!
河原プロが念願の初優勝を決めたあの試合が、
CUE'S誌(BAB JAPAN)からセルDVDとして
発売されます。
河原プロの本音トーク、必聴です。
あ、こんな風にはっちゃけて喋るんだ、
という発見がありました。
2週間前には
土方隼斗プロともこの仕事をさせてもらいました。
男女ファイナル2枚組1セットで
8月31日発売とのこと。
ぜひ観てみて下さい♪
…………
大阪に住んでいる河原プロ。
今回この仕事のためだけに上京したのではなく、
この日は、今日(24日)から始まる
『関東オープン』に参戦するための移動日だったのです。
それに併せてCUE'S側は
この仕事をブッキングしたのでした。
河原プロは午前中の新幹線で大阪を発ち、
昼に都内着。そのままスタジオへ直行。
仕事が終わってから遅い昼食を取りました
(「犬顔同盟・ランチ会」と勝手に命名)。
さ、河原プロの好きなものを食べよう!
「え、私の好きなものですかぁ…………?
うどんとカレーです!」
ホロリ。
遠慮はいらない。たくさん食べるんだよ……。
河原プロはこの後、
翌日の試合会場である『バグース六本木』で
練習をする予定だったので、
「六本木 うどん」で検索!
きた! 「つるとんたん」!
なんか聞いたことある!
場所がバグースの真ん前!
「行きましょう!
大阪で何回か行きました。好きです!」(河)
僕は初体験だったんですが、
雰囲気も良いし、席間もゆったりで、
落ち着いてランチ会するのに
すごく良いお店でした。
で。
食後にバグースに入り、
河原プロはすぐに練習開始。
僕も、後から来た仲間と別のテーブルで
ビリヤードをすることにしました。
そうしたら、
店内はJPBAの女子プロがいっぱいだった件。
延べ10数名とお会いしたと思います
やはり西日本のプロが多かったですね。
この前日練習というやつ、
ビリヤード場が試合会場となる大きな大会では
「定番」と言って良い光景だと思うのですが、
その中に自分も混じってビリヤードを
したのは初めてでした。
やっぱりプロの方々に囲まれてると、
ピリッとして集中力が保てるものですね。
…………
さて。
女子プロの皆さんは
20時ぐらいまでにはほぼ全員が帰りました。
僕は引き続き仲間とテンボールをしていたんですが、
近くのテーブルに
ビリヤードが上手くて綺麗なおねいさん、登場。
光岡純子プロでした。
その数十分後、
立派なキューケースを担いで、
ベビーカーを押すママさん、登場。
山内公子プロでした。
お2人とも遅めの東京入りだったようです。
下の写真、
左が山内プロで、右が光岡プロ。
光岡プロが抱いているのは
山内プロのお子さんです。
(※光岡プロにも1歳になるお子さんがいますが、
東京には連れて来てないようです)。
――山内プロ、このたくさんの荷物と
赤ちゃんを抱えて、お一人で来たんですか?
「はい。一人で飛行機で(笑)。
さっき空港に着いて、
そのままココ(バグース)に来ました」
――(ママの達人すぎる……)
あのう、誠に失礼ですが、こちらの赤ちゃん、
何番目のお子さんでしたでしょうか???
「えっと、数が多くて
自分でもよくわからなくて……(笑)。
何番目でしたっけ???」
――よ、4番目ですよね?
「ううん。5番目(笑)」
――す、すみません!!!!!
「ふふふ(笑)」
…………
たぶん、世界中どこを探しても、
山内プロ夫妻(旦那様は山内和彦プロ)を越える
子だくさんビリヤードファミリーはないでしょう。
5人の子供のママでも、
(練習時間は少ないでしょうけど)、
プロ活動して遠征してってことができるんです。
山内プロに最敬礼です。
一人のママさんプレイヤーとしてすごい、
ということもありますが、
何よりもそのビリヤードへの熱意に敬礼です。
5人ですよ5人。
子育てが忙しすぎてキューを置いたって、
誰もが納得するじゃないですか。
でも、現役でキューを握っているというのは、
ちょっとやそっとの
「ビリヤード好き」ではないということだと思います。
「最近時間がなくて撞いてなくてさー」という人は皆、
すべからく反省すべし(僕だ)。
足りないのは時間じゃない、熱意です。
…………
キューを組み立て、練習を始めた山内プロ、
赤ちゃんがベビーカーで身をよじってるのを見て、
そっと赤ちゃんを床におろし、楽にさせて、
(その場でクタッとしてるだけなんだけど、
めっちゃ可愛い)
自分は繰り返しビシビシと
ロングショットを撞いていました。
床をちらちら見て、時に微笑みながら。
いつまでも眺めていたい光景でした。