揃いの赤のポロシャツで。
「一緒にビリヤードしましょうよ!」
とプロ達が言う。
…………
赤狩山幸男、有田秀彰、中島美秀の
3名のJPBAプロが東北地方を回っています。
彼らが昨年も行った、
「頑張っぺ東北チャリティー訪問」です。
29日が仙台の『プールウェブ』で、
30日が盛岡の『BRIDGE』で、
31日が山形の『B-Life』です。
僕は昨日、つまり30日から合流しています。
そして、人生初の盛岡へ。
当然『BRIDGE』さんも初。
有田プロも中島プロも同じく初で、
カーリーだけが3度目(?)のようです。
テーブルはブランズウィックばかりで10台。
とても雰囲気が良く、
ビリヤードを愛するスタッフとお客さんが
作り上げているお店だと感じました。
お客さん達はとてもお安く
この3名のプロとゲームをすることができます。
テンボールかナインボールの3ゲーム先取。
いわゆる「チャレンジマッチ」というヤツです
(短めではありますが)。
または15〜20分ほどのレッスンを受けることもできます。
「お世話になった東北地方のビリヤード場に行って、
できる限り多くの人とビリヤードを通じて触れ合いたい」
彼らが自分たちで考えた、
東北ビリヤード界の復興支援の一つの形です。
…………
プロ3名と僕、合わせて4名の拠点(宿)は
仙台にあり、
昨日は仙台でレンタカーを借りて、
岩手の観光スポットに立ち寄りつつ、
盛岡入りしたのですが、
車の中でどちらかと言えば
フニャッとしていたはずの3名のプロ達が、
車を降りた瞬間、シャキーンと背筋が伸び、
プロフェッショナル感全開で『BRIDGE』さんの
階段を上って行った姿が目に焼き付いています。
また、この3名は、『BAGUS』や
『有田ビリヤードスクール』で
日々多くのプレイヤーと接している
「チャレマ&レッスン」上手でもあります。
実に気持良くお客さんとビリヤードをするなぁ、
と感心してしまいました。
お客さんの側も、
積極的にプロにアドバイスを求めて、
できる限り多くのことを吸収しようとしていました。
プロ3名全員に
チャレンジする猛者も結構いましたよ。
下の写真は、
そんな意欲的なお客さんの様子を
ニコニコ顔で撮影していた
BRIDGEオーナーの赤坂さん。
いい写真、撮れましたか?
…………
さらにその下の写真はオマケ。
奥州の水郷と言ったらここ! という
日本百景の一つ、
「猊鼻渓」(げいびけい)でのもの。
船頭さんが操る木舟に乗って
約90分の川上り&川下り。
ひんやりとした空気の中、
僕ら観光客を乗せた一艘の舟は、
岩壁の合間を縫って、
もやに覆われた川面を滑っていきます。
「幽玄」って言葉、
こういう時に使うんだなぁとわかりました。
奥深いぜ、東北。