お店を入った瞬間、
僕らは万雷の拍手と
挨拶の合唱に包まれました。
…………
赤狩山幸男、有田秀彰、中島美秀
(以上JPBA)の3名による
「頑張っペ東北チャリティ訪問」、
昨日は山形の『B-Life』さんを訪ねました。
随分とお客さんの年齢層が若いなぁと思ったら、
B-Lifeさんは山形大学のビリヤードサークルを
全面的にバックアップしているので、
そのサークルメンバー達が15名ほど来ていたのでした。
皆、食い入るようにプロvs仲間のプレーを見ています。
ビリヤードを始めて4、5ヶ月という、
1年生のチャレンジャーも多かったです。
それはプロ達もプレーのし甲斐があるというものです。
B-Lifeのオーナーである
JPBA大井仁プロのお人柄もあるのでしょう、
ここではサークル生と一般のお客さんとが一体となって
ビリヤードを楽しんでいます。
「山形大学の学生は素直な子が多くて、
教え甲斐があるんですよ。
まず挨拶からしっかりと(笑)」
ははあ、そういうことでしたか。
…………
今回来ていたサークルの女子メンバー5名は、
女子プロ選手というものを生で見たことがなく、
当然一緒に撞くのは初めてという人ばかり。
(でも、先代の部長も現在の部長も女子なんです)
中島プロ、注目されるは慕われるはで大感激でした。
「嬉しいーー(^^)」
僕も何名かの女子メンバーと話ができたんですが、
まずは7代目の部長である荒井みゆさん。
「中島プロと一緒に撞けて、お話も聞けて
とても勉強になりました。
やっぱりプロって思い切りの良いプレーをしますよね。
教えるのも上手くて、尊敬してしまいます。
私は今2年生で、ビリヤードは去年の4月からなので、
プレー歴は1年4ヶ月ぐらいです。
今すごくビリヤードが楽しいし、
上達したいと思っています」
ちなみに、サークルに所属している生徒は
5,60人ほどいるのだそう。
プレイヤーとして熱心にキューを握る人は
その内の半分ぐらいだということですが、
それでも十分にすごい。
「それはもう、
B-Lifeの大井プロの支援あってのものです」
ええ、ええ、そうでしょうとも。
また、大井プロいわく
「今はセンターショットマシーンになっている」という
新入サークル生、小林美夏さんともお話をしました。
「やっぱり球が入ると嬉しいし、
ブレイクで2、3個入ると嬉しいですね(笑)。
B-Lifeの常連さんも皆さん優しいですし、
ビリヤードが人との繋がりを大事にできる
スポーツなんだということがよくわかりました」
歴4ヶ月ぐらいの大学1年生の女子生徒さんですよ!?
こんなことを言われたら……
今晩僕は枕を涙で濡らします。
ビリヤードってすごいな。
3人のプロ側の感想は……
中島プロ、お願いします!
「多くの方とビリヤードを通じて交流ができて、
とてもプロ冥利に尽きる3日間でした。
東北の皆さんに元気を頂きました」
本当にその通りです。
東北の皆さんに感謝です。
…………
プチ観光情報。
B-Lifeに行く前に、
近くの『文翔館』という所に行きました。
国指定重要文化財「旧県庁舎および県会議事堂」です。
元々の建物は大正5年にできたそうです。
ここは「誰でも写真が上手くなったと
気持よく勘違いできるスポット」の典型例と言えましょう。
オススメです。
…………
さあ、3店舗を巡った
今年のチャリティ訪問はこれで終わりです。
そして、日付けが変わって今日。
仙台で『東北プロフェッショナルオープン』があります。
東北の多くのプロ・アマが参戦します。
もちろん、
赤狩山、有田、中島のプロ3名も参戦!
僕も取材します。
昨年度大会はカーリーが優勝しています。
今年はどうなるでしょうか!?