この原稿を書いている段階で、
カタールのドーハで行われている
『ナインボール世界選手権』で生き残っているJPBA勢は
羅立文ただ一人となりました。
羅は今ベスト16を戦っています。
僕は今、パソコンを開いて、
@rackbyrack(ラック・バイ・ラック。
「1ラックごと」という意味の言葉です)アカウントの
Twitter速報を見つつ、
勝ってー! と祈っております。
…………
ステージ2の敗者最終、
つまり、ベスト64の手前で赤狩山幸男、
川端聡、土方隼斗という腕利きの3名(以上JPBA)が
負けるとは全く思いもしませんでした。
それぞれの相手も「名前は知っているけど、
ビッグタイトルを獲ってる人ではない」という面々です。
でも、隼斗プロのこのブログを見れば、
「ああ、世界のトップレベルでは
そういう争いになっているんだな」ということが
とてもよくわかります。
流れ、展開、ツキ。
そういうものがどうしても必要な舞台なのです。
(このブログは何度も読み返してしまうなぁ)
さて、その隼斗プロは
他のJPBA勢より一足早く帰国し、
今週末の『東海グランプリ』に急遽参戦するようですね。
かなり体はキツイと思いますが、
現在JPBA男子のランキング1位にもなっていますし、
ランキング争いの上でも大事な決断でしょう。
短いですが、
隼斗プロとのメールでのやり取りをここで公開。
――急いで帰国するようですね。
「ええ、東海グランプリに出ます。
飛行機の都合もあって、間に合う便になったので」
――世界選手権、楽しめましたか?
「楽しめましたよ(^^)
というか無理矢理楽しむように自分に言い聞かせました。
(中略)
でも、チャンスが来なくて、
結局出番なく終わってしまいました(;_;)
ミスをしなくても、気持ちも折れずにやっても、
勝てない時は勝てないんだと思いました。
良い勉強になりましたね」
隼斗プロ、帰りの長旅、お気をつけて。
…………
さあ、B.D.では近々、
あるプロの「世界選手権・写真絵日記」を
お届けする予定です。
そちらもお楽しみに。
…………
かくいう僕は、
東京・湯島の重要文化財を観に行きました。
その名を「旧岩崎邸庭園」と言います。
明治29年の建物。
そこになんと「撞球室」があるのです。
歴史上初めて一般公開されたその撞球室とは、
一体どんな場所なのか……!?
来週にでもアップしますので、
ちょっと待ってください^^;
で、日付変わって今日、僕は
スリークッションのプロ公式戦(JPBF)、
『マスターズ・アカデミーZ戦』の取材に行きます!
アカデミーZとは、五反田にあるビリヤード場の名前です。
スウェーデンの天才プレイヤー、
T・ブロムダームも出場していますし、
非常に楽しみな一戦です。