大阪で行われていた
『グランプリウェスト』の
第4戦にして最終戦は、
「THE 業師」田中雅明プロが優勝しました。
これで大会連覇。
ネットライブ映像で観ていましたが、
相変わらずの巧さです。
出し(ポジション)が近くて薄め。
あの「にゅーっ」と押し出すようなストロークで、
手球にあまり「圧」を掛けずに取り切って行きます。
ある日本のトッププロも
「マチャ(田中雅明プロのニックネーム)は、
皆が嫌がる『ハーフスピード』での
ボールコントロールが抜群に巧いですね」と言い、
最近では自身のショットを解説する際に、
「今のはマチャっぽい撞き方でした」などと
言うことがあります。
そのマチャっぽさというのは、
言葉にするのが難しいので(笑)、
いずれご本人に、にゅーっと話を聞いてきます。
(僕の推測では田中プロは、
距離に応じた
「手球に掛けられているスピンのほどけかた」を
熟知しているから、それに応じた撞点が選べるし、
スピードを落として撞くことを
危険だと思っていないのではないかと。
というより、そもそも「他の人に比べて、
スピードを落としている」という意識が
ないのかもしれません)
そんな勝手な推測はさておき、
田中プロ、優勝、おめでとうございます。
そして、りょーじさん(青木亮二プロ)、
惜しかった。