野内麻聖美プロ(JPBA)とお仕事をしました。
都内某スタジオで実況・解説の音声を録る仕事です。
CBNTで9/25に配信されるようです。
題材となる試合は、
先日の『関東オープン』の女子ファイナル。
今大会で久しぶりの優勝を果たした野内麻聖美プロvs
日本の女王・梶谷景美プロ戦です。
この試合、
僕は当日にUSTREAMで部分的に観ていたのですが、
画の解像度もそんなに高くはないですし、
定点カメラのみの映像だったので、
ゲームボール(9番)を撞く前に野内プロはもう泣いていた、
ということは知らなかったんです。
時間を掛けて大事に撞こうとしているなー、
とか、
野内さんのことだから、
新しいカタチの勝利の雄叫びやガッツポーズを
考えているのかなぁ、
ぐらいにしか思ってませんでした
(やっぱり結構そう言われたらしいです(^^))。
しかし、今回改めて映像を観ると、
ゲームボールはおろか、このラックの序盤に
思いがけない早さで野内プロは泣き始めており、
一球一球涙をこらえながら取り切っています。
これは、
観ながら急速に感情移入してもらい泣きするまであるという、
今までにない試合映像になっていると言えましょう。
(この試合では最後の1ラックのみ、
別のカメラでご本人の表情を追っています)
ですが、このラストの取り切りを観たご本人は、
「うーん、いいから早く撞いてほしいですよね(笑)」
そんな野内節全開の解説です(笑)。
…………
収録の後は食事しながら談笑。
冴えた野内語録がビシバシ繰り出される楽しい場でした。
頭の回転が早いんですよねぇ。
そして気遣いの人でもあります。
上の写真は、
僕が「あ、ここで写真撮りたいなあ」
と思いつきを口にしたところ、
すぐに巨人像に歩み寄り、
「こういうことですよね!?」とポーズを決める野内プロです。
演技指導など一切なしで、ものの3秒で一発OK。
果たして、泣きながら撞いてた人と同じ方なんでしょか(笑)。