ビリヤード動画、今はたくさんありますよね。
試合はもちろんのこと、
トリックショットとか、
インパクト重視の短いおもしろ動画とか、
プロの技術や道具を扱ったもの、
などなど、様々なコンテンツがあります。
そんな数あるビリヤード動画の中でも
主にyoutubeにアップされている動画をピックアップし、
見どころや背景などをわかりやすくナビゲートしてくれる
ブログがあります。
ご存じの方が多いと思いますが、
それが『球バカ日誌』さんです。
(※日によって他のトピックもありますが、
多いのは球動画の紹介です)
そして、なんと。
この度、球バカ日誌を主宰されている「鮫」さんと親しくなり、
B.D.に不定期で寄稿して頂くことになりました!
「出張! 球バカ日誌 in B.D.」ですね。
本家、球バカ日誌とはちょっと趣向を変えて、
B.D.からの「こんなビリヤード動画が観たいのですが、
いくつかまとめて教えてちょーだい!」という
(ワガママ放題の)リクエストに応えて頂くテイで、
動画を紹介して頂きます。
その第1回を早速以下に。
…………
「世界選手権チャンピオン誕生の瞬間/狂喜乱舞編」
はじめまして、球バカ日誌の鮫です。
世界で一番強い男となった瞬間、
その様にも、やはり個性が出ますよね。
タイプ別に、動画でご紹介していきたいと思います。
(時系列はバラバラですが、印象に残っているものから順に)
…………
まず、外してならないのは、
D・アップルトン(イギリス)。
ドーハで開催された2012年の同大会。
相手は、中国人初の世界チャンピオンをもくろむ
李赫文(リー・ヒーウェン)。
(5:10辺りから)
アップルトン、
なんと8ゲーム差を追いつかれフルセット決着。
で、この狂喜。
これは何度見ても「アツく(色んな意味で)」なりますね(笑)。
…………
そしてお次は、E・ストリックランド(アメリカ)。
2002年のカーディフでの同大会。
相手はF・ブスタマンテ(フィリピン)。
大会中に幼い娘さんを亡くしたブスタマンテは、
その想いを背負って戦うも、ストリックランドに阻まれる。
ストリックランドは3度目の世界チャンピオンに。
(2:30辺りから)
台の上でのガッツポーズはスト様が元祖。
ヒールに徹した彼も役者。
…………
そのスト様に阻まれ、
なかなか世界チャンピオンになれなかったブスタマンテ。
念願の世界選手権制覇の瞬間。
それも3年ぶりに開催された2010年大会。
場所はカタールのドーハ。
エース決着!!
後輩、R・アルカノに一足先に世界チャンピオンとなられ、
当時、一番タイトルを欲していたのは彼ではないでしょうか。
最強ナインボーラー、ブスタマンテの面目躍如。
…………
最後は、A・パグラヤン(フィリピン)。
2004年の台北大会。
相手は地元台湾での優勝を、
と意気込む張裴璋(チャン・ペイウェイ)。
個人的には、この「喜」が一番好きです。
(2:30辺りから)
前年、ドイツのT・ホーマンに阻まれ、
惜しくも準優勝に終わったパグラヤン。
見事、雪辱を果たした格好。
勝利の女神に愛されたパグやん、やはり持ってますね。
今回は「喜」や「歓」を前面に出した
世界チャンピオン達を紹介しましたが、
次回は対照的に「クール編」をお届けしたいと思います。