12月14日&15日に横浜で行われる
ポケットビリヤードのスペシャルなイベント、
『フレクシェカップ』の
概要が発表になりましたね。
これについてはいずれB.D.でも。
…………
さて。
今週末にはJPBA東日本の男子プロツアー
『グランプリイースト第6戦』(GPE-6)があります。
土曜が予選で、日曜の決勝会場は
東京・中延『ミスタースポーツマン中延店』。
今年のGPEは全7戦ありますので、
今大会は「GPEランキング」の
上位ランカーとしてはかなり大事な一戦ですね。
早速、大会直前の(第5戦終了時の)GPEランキングを以下に。
(※これはJPBAの「統一ランキング」とは別です)
第5戦終了時のGPEランキング・20位まで。
(※カッコ内は第4戦終了時からの上下と順位)
1 赤狩山幸男 720 (↑/2)
2 羅立文 700 (↓/1)
3 土方隼斗 620 (↑/7)
4 井上浩平 620 (↓/3)
5 照屋勝司 600 (→/5)
6 菅谷慎太郎 560 (↓/4)
7 鈴木清司 540 (↓/6)
8 栗林達 500 (↑/12)
9 塙圭介 500 (↓/8)
10 高橋邦彦 480 (→/10)
11 嶋野聖大 480 (→/11)
12 水下広之 460 (↑/13)
13 平野義典 460 (↑/15)
14 浦岡隆志 420 (↑/17)
15 林研字 420 (↑/22)
16 山本久司 400 (↓/14)
17 西嶋大策 400 (↓/16)
18 内垣建一 400 (↓/9)
19 鎌田啓之 380 (→/19)
20 高野智央 380 (↑/21)
ランキングを見る上でのポイントを以下に
箇条書きでまとめます(※前回書いたのとほぼ同じです)。
●今年のGPEは全7戦ある
(今週末開催されるのは第6戦)
●毎戦、プロアマ合わせて100名超が参戦
●GPE-5終了時点で今年一度でもGPに出た
東日本の男子プロは83名いる
●ポイントの割り当ては以下の通り
優勝/220
2位/160
3位タイ/140
5位タイ/120
9位タイ/100
予選最終で敗退/80
予選最終の一つ前で敗退/60
参加ポイント/40
●ポイントが同点の場合、
最新のJPBA(全国)統一ランキングの高い方が上位に来る
(GPEランキングには「同着」は存在しない)。
●年間ランキングの上位3名にボーナス
(賞金と賞典など)が出る
※金額は原則的に非公表
●アマチュアはプロとは別の
「GPEアマランキング」があり、
こちらの暫定1位は、「酒井大輔選手」。
●GPEのランキングについてより詳しくは
「GPEオフィシャルブログ」のここを。
…………
注目は前回のGPE-5で優勝し、
GPEランキング3位まで上がってきた土方隼斗プロ。
GPEの連覇がかかっている、ということもそうですが、
隼斗プロは今、7月の『ジャパンオープン』から
JPBAプロ公式戦で「4大会連続優勝」を記録しており
(1996年にJPBAランキングが今の形になってからは
初の大記録だそうです)、
今回のGPE-6で勝てば、「5大会連続優勝」という
恐らく前人未到の領域に突っ込みます。
そんなスケールのでかい話の前に、
ちょっと隼斗プロのGPEランキングを見てみましょう。
現在、隼斗プロは「620」ポイントで3位。
GPE-5の優勝で7位からジャンプアップしました。
そして、今回のGPE-6では
隼斗プロは「前節優勝者シード」という特権を持っているため、
決勝日のベスト16(9位タイ)からのスタートになります。
つまり、100ポイント以上獲得することは確定なので、
「720」以上になります。
この720という数字は、
上に書いた1位の赤狩山幸男プロのポイントと同じですが、
カーリーも、今回のGPE-6で仮にすぐに負けても
40ポイント(または60ポイント)はもらえますから、
「760」以上にはなるでしょう。
…………と、まあ、やっぱり正直言えば、
第6戦が終わって、第7戦(最終戦)直前にならないと、
年間MVPの予想まではしづらいということなんですが(笑)。
「優勝=220ポイント」
「準優勝=160ポイント」
「以下、140、120……と20ポイントずつ減」
ということだけでも頭に入れておけば、
色々なストーリーを想像しながら、
GPEが観られるのではないでしょうか。
とりあえず、これを読んでいる皆さんが、
GPE-6の観戦や勝者当てTOTO
(会場でのみやっています。景品が当たります)
などを楽しむ一助になれば幸いです。