米国vs欧州のチーム戦
『モスコーニカップ』が終わりました。
11-2という大差で欧州の勝利。
アメリカは自国開催(ラスベガス)で
屈辱的大敗と言って良いでしょう。
ここまで差が付いた年って今まであったんでしょうか。
その辺りも含め、
「球バカ日誌」さんでは、過去のモスコーニの
振り返り記事をやっていますので(複数回続く模様)、
興味のある方はぜひ!
過去の優勝シーンの動画もありますよ。
…………
さて。
つい先日、
都内某スタジオで音声収録の仕事をしました。
ビリヤードインターネットTV「CBNT」です。
試合映像は11月の『全日本選手権』の
男子ファイナル、
柯乗逸vs張榮麟戦です
(※すでに配信が開始されてます)。
この試合について、
解説:内垣建一プロ(JPBA)
実況:小林亨(僕です)
……という2人で喋りました。
前回、内垣プロと音声収録をした時にも
思ったんですが(※この時)、
内垣プロ、
このお仕事をかなり楽しんでいらっしゃいます。
かといって、ひたすら
自説・持論を展開するということでもありません。
「今、映像ではわかりづらいと思いますが、
短い時間の間に高度なことをやっていたんですよ」
……というような語り口で、
「気付き」を与えてくれるスタイルと言いましょうか。
具体的に言えば、今回はいわゆる「台湾スタイルの
強さの一端」について語ってくれています。
僕も「言われてみるとまさに!」と、
何度も頷きました。
収録後、
内垣プロはこんなことをおっしゃってました。
「できることならば、
こういう解説の仕事を通じて、
日本のプレイヤー達に刺激を与えられたらな
と思っているんです」
内垣プロは以前から頻繁に海外遠征に行っていて、
国内でも数多くのビリヤード場も巡っています。
(今はリニューアル中とのことですが)
内垣健一オフィシャルサイトのあの充実した内容も、
自分が見聞きしたものを通して
「刺激を与えたい」という思いが積み重なった
結晶なのかなと思いました。
…………
そして。
仕事の後は一緒に食事。
建設的なお話からオフレコ話まで、
色々なトピックが飛び交うあっという間の一時。
冒頭のモスコーニカップの話も少し出て来ました。
例えば、
「スト様ことストリックランドが
モスコーニの舞台に戻って来ると
(戻って来ようとすると)
アメリカチームはどうなるのか?」
ふふふ(笑)。
それは僕も今回のメンバー発表時から
考えていたことではありました。
実際、このアメリカチームの大敗を見るにつけ、
個々のスキルはさておき、
チームワーク面で何かとキツかったのでは
なかろうかと(勝手に)分析しています。
(一昔前と違い、今や欧州チームの方が
単純にメンバーが良いというのもありますが)
内垣プロが教えてくださった情報や意見は
改めて聞き直すなりして、また別の機会に。
ともあれ、内垣プロ、
半日間ありがとうございました。
僕ら、仕事中もランチ中も
ずっと喋っていた気がします。
……OLかと(笑)。