先日、ビリヤードのプロ選手達が複数いる、
とある新年会みたいなものにお邪魔しました。
それはポケットビリヤードのプロ(JPBA)3名と、
キャロムビリヤードのプロ(JPBF)1名、
両方がいらっしゃる、
クロスオーバーな集まりでした。
(※「JPBA」は、日本プロポケットビリヤード連盟。
ナインボール、エイトボール、テンボールなどの
試合をしているプロ組織です。
「JPBF」は、日本プロビリヤード連盟。
スリークッションを始めとするキャロムビリヤードの
プロ組織です)
両団体のプロが
一緒の場でぶっちゃけトークをするってこと、
そんなに多くはありません。
(※両団体の間に何かがある訳では全くありません。
単に顔を合わせる場が少ないだけです)
上の写真、左から:
JPBA赤狩山幸男(カーリー)/
ナインボール世界チャンピオン
JPBF竹島欧/
スリークッション全日本チャンピオン
JPBA有田秀彰/
ごめん。まだタイトルはないけど、
JPBA羅立文/
全日本14-1選手権チャンピオン&
2010年JPBAランキング1位。
最近では昨年末の『フレクシェカップ』初代チャンピオン
……です。
この写真を撮った時はちょうど、
「タイムルール」
(「ショットクロック」とも。
何秒以内に撞かないといけないというルール。
TV放映が入っている試合なら当たり前のルールでしょう。
日本のナインボールの試合だと、例えば「45秒」とか)
……について、プロ4名で意見交換をしていた時でした。
JPBF(スリークッション)の公式戦では、
決勝ラウンドでは当たり前のように
どの試合にもレフェリーがいて、
タイムルールが採用されていますが、
JPBA(ナインボールやテンボール)では
まだ全てがそうではありません。
(※ジャパンオープンや全日本選手権などの
ビッグゲームでは決勝日にタイムルールが導入されています)
僕は、人手を掛けられるなら
「JPBAもタイムルールを全試合導入すべき」派です。
奇しくも、
昨年末のポケットビリヤードのビッグイベント、
『フレクシェカップ』では
タイムルールが採用されていたということもあり、
その場にいたプロ達4名にとって、
タイムルールがタイムリーな話題でした。
……んで。
何がベストなのよ!?
っていう肝心な部分は、
思いっきり聞き漏らしたんですが(汗)、
「え? JPBFさんではそうなんですね。
いやー、知らなかったです」
という感じで、
プロ達4名がJPBA、JPBFという団体間の
慣習の違いみたいなものを認識した上で、
建設的な話をしていたという点が
すっごく「いいね!」でした。
こういうものは、どっちが良い悪いではなく、
「自分んちと違うルールが適用されている
同じビリヤードの試合が国内にある!」
って、わかっていることが大事です。
白熱したタイム制の話題について、
結論を何ひとつ聞いてなかった僕ですが、
(有田プロあたりはきっと覚えているはずなので、
報告求ム)
皆のやりとりをサウンドとして聞きながら、
「あー、意見が飛び交ってる場っていい!」と
気持ち良くなっていた次第です。