一週間前の話で恐縮ですが、
先週末、埼玉の『セスパ』(上尾店&東大宮店)で
『第10回セスパカップ』が行われて、
トップアマの青木聖選手が優勝しましたね
(※準優勝はJPBA浦岡隆志プロ。
3位にJPBA鈴木清司プロと浅香雅人アマ)
このセスパカップは公式戦ではなく、
大きなハウストーナメントなんですが、
毎回多くのJPBAプロや、SAアマ、
それにフィリピン選手も出ていて、
かなりレベルの高い戦いです。
(※ナインボールのハンデ戦です。
プロ7ゲーム先取/Aクラス6/B4/C3)
毎年成人の日前後の定番イベントに
なっていると言っていいでしょう。
青木選手は2006年に続く2度目の優勝。
2011年には準Vにもなっていますし、
このアベレージの高さは見事と言う他ありません。
青木選手からコメントを頂きましたので以下に。
「久々に試合に入り込めた感じで集中できました。
夢中でプレーしながらも試合を楽しめたし、
勝った時には久しぶりに純粋に嬉しかったです。
2006年に初優勝した時は、
自分がまだまだのプレイヤーだったので、
大人数の試合で勝てて嬉しかっただけでした。
でも、今は自分の中で
試合に対する気持ちが変わってきています。
出るからには上を目指すという感じです。
今回はそうやって臨んで
勝ち切れた感じがあったので嬉しかったですね。
僕はセスパがホームグラウンドだし、
決勝ラウンドベスト32からのシードだったので
色々と有利ではありましたけどね」
ちなみに、
以前からたまに聞いているんですが、
プロ入りは考えている? という質問に対しては、
「うーん、『まだ考えます』という感じですね」
との回答でした。
青木選手の次の試合は
2/9のアマ公式戦『東日本神奈川テンボール』です。
3連覇がかかっています(すごいな……)。
あ、青木選手と言えば、
BDのこの記事が今も結構読まれています。
良かったらどうぞ。
…………
この青木選手の2つ歳上であり、
以前から同じセスパで切磋琢磨してきた間柄の
JPBAの嶋野聖大プロは、
例年通り今回も運営をしながらプレーを
していました(結果はベスト8)。
「この日に限っては毎年のことなので
慣れましたよ(笑)。
今年も162名のフルエントリーを頂いて、
無事終わって何よりです」(嶋野)
青木選手の優勝については、
「いい顔して撞いてましたよ。
やっぱり同じ年代が活躍するのは嬉しいですね」
とコメント。
プロでもアマでも、
10代後半~20代前半のプレイヤーが
増えていないのが今の国内ビリヤード界の現実です。
プロなら土方隼斗、嶋野聖大、
アマなら青木聖、小川徳郎などの
活躍に刺激を受けて(憧れを抱いて)、
同年代やその下がもっと増えてきてほしいですね。
BDではこういった若い世代の動向は
できるだけ伝えていきたいと思っています。