先週末、東京では
『第14回全日本学校対抗
ナインボール選手権大会』が
行われていました。
3月21日 於『ビリヤード・ロサ』(池袋)。
大会名からわかる通り、
学生のチーム戦です。
残念ながら僕は取材に行ってませんが、
NBA(日本ビリヤード協会)さんから
写真と結果表を頂きました。
今年は、
ディフェンディングチャンピオンの
慶應義塾大学以下、
19大学24チームが参戦。
昨年同様、
出場全チームが大学チームとなりました。
(※本大会は専門学校も高校も
所定の条件を満たしていれば参戦可)。
リーグ戦を経てから決勝トーナメントを行い
(共にナインボールの4ゲーム先取)、
その結果……
優勝は慶應義塾大学
(小野翔太&鈴木謙吾)。
昨年と同じ2名で見事に連覇を達成しました。
以下、
2位:東京大学、
3位:山形大学、美作大学(岡山)
……となっています。
それにしても、
結果表に、
北は北海道(小樽商科大学)から
南は沖縄(琉球大学)まで、
全国の大学の名前が並んでいるのは
晴れがましくもあり誇らしくもあり。
胸が熱くなりますね。
競技スポーツとして取り組む学校が、
これからも増えていってほしいと
願うばかりです(「スポーツ」と
認めてくれるだけでも有難いです)。
そういえば、現在のトップアマである
持永隼史選手や小川徳郎選手なども
今大会に出たことがありましたね。
既にその頃から学生を越えた
フィールドで活躍していましたし、
NBAのTさんによると
「別世界の強さ」だったようですが(笑)。
僕は今大会を観たことが一度もないので、
来年以降を楽しみにしたいと思います。
さて。
提供してもらった写真を観ていて、
「おっ!」と思ったのは、
昨夏、山形のビリヤード場
『B-Life』を訪ねた時にお会いした
女性プレイヤーの顔があったから。
それが、3位になった山形大学チームの
冨永みさき選手です。
キュー出しが綺麗で
ボールコントロールも巧く、
その時、チャレンジマッチをやった
有田秀彰プロ(JPBA)に
「いやー、上手いねー!」と
絶賛されていたことを思い出します。
(※その時の模様はこちら)
今回の学校対抗では、冨永選手は
唯一の女性プレイヤーでした。
そして、NBAによると
「女性を擁するチームが3位入賞したのは
大会史上初めて」とのこと
(※8強もなかったらしい)。
パートナーの男子生徒(宍戸選手)に
比べても遜色ない成績だったことが
結果表からも見て取れました。
実に素晴らしいですね。
入賞、おめでとうございます!