日付が変わって今日は、
富山で行われている
決勝ラウンドがあります。
それからCUE'S誌が主宰する
アマチュアプレイヤー対象の
『ビリヤード検定』の、
「第1回オールレベル検定」が全国26ヶ所の
ビリヤード場で行われますね。
日本各地に緊張感を味わいながら
真剣にキューを握る人がたくさんいる訳ですね。
良い週末だー。
…………
さて。
「緊張感」と言えば、
本番は5月なんですが、
ある人が「本番初体験」を前にして、
今からだいぶ緊張しています。
その人とは、
ポケットビリヤードのプロ(JPBA)、
北谷英貴プロ。
本人から連絡をもらったのですが、
ヒデプロ、なんと1週間前に行われた
スリークッション『全日本選手権』の
九州予選を通過。
出場することが決定したのです。
昨年、ヒデプロの実父である
北谷好美プロ(JPBF。キャロムのプロです)が、
この全日本選手権で5位タイ入賞したのは
記憶に新しいところ。
北谷一族、恐るべし。
ですが、ヒデプロは、
スリークッションの公式戦に出るのは
生涯初のため、「すでにピヨって」います。
あれ? 今年はお父様は出ないんでしょうか?
「親父は前回の全日本選手権で
競技の表舞台から退く意向を表明していて、
その意向の通り、出場しません。
その代わりとして
僕が予選に出た感じですよ。
予選の人数は7人と少なかったですが、
自分以上の高点者の人達ばかりだったので
予選通過できたのが奇跡です。
本戦は親父に恥をかかせないためにも
頑張らないといけない気持ちでイッパイっす」
ヒデプロは、5月2日~3日の
「2次予選ラウンド」からの出場となる模様。
そこを突破して、「最終予選ラウンド」→
「決勝トーナメント」(16名)と進めるかどうか。
「全日本選手権に出る方々からすると
僕は雑魚中の雑魚なので
泥まみれになりながらも頑張ります。
まずは1点当てたいですね」
ポケットビリヤードが本職の
ヒデプロにとって、
スリークッションは専門ではない種目。
その全日本選手権の本戦に出るというのは、
ツキに恵まれていたのだとしても、
力がなければできないことです。
ですが、
幼い頃からキャロムのプロである父や、
所属する『淡路』(小倉)の
キャロムのお客さん達を見ていて、
全日本選手権というものの重みも
わかりすぎるほどわかっているので、
今から「ピヨっている」のでしょう。
しかも、大会史上初の
『霞が関ビル特設会場』ですからね。
大会直前にどれだけピヨピヨになっ……
いや、調整が仕上がっているか、
また話を聞かせてもらおうと思います。
…………
さすがに霞が関ではこんな写真(↓)、
撮れないでしょうね(笑)。