先日のエントリでチラッと触れた通り、
JPBA鳴海大蔵プロのビリヤード場が
4月4日に札幌にオープンしたということで、
ご挨拶に行ってきました。
札幌市北区北十八条西2丁目1-16にある、
Amusement Bar『VIVAPOOL』です。
店名は、サッカー好きでもある鳴海プロが、
仲間と談笑している時に出た、
「リバプール」
(イングランド・プレミアリーグのチーム名)
の響きから取ったのだとか。
ポケットテーブル4台にカウンターという
シンプルな店内ですが、台間がかなり広いです。
詰めて並べたらもっと置けそうな感じでした
(「あと2台ぐらいはいけるかも?」と鳴海プロ談)。
また、4台とも穴幅は狭め(一番狭い台は1.6個分!)で、
中~上級者にとっては攻略しがいのある設定です。
「上達したい方、ぜひおいでください!」(鳴海)。
僕が伺った時は、
昨年の『世界女子ジュニア』の銀メダリストであり、
先日の『女流球聖戦』の挑戦者でもある、
16歳の女子高生プレイヤー(北海道栄高校2年)、
平口結貴選手が、
な、なんと、ナインボール世界チャンピオン
高橋邦彦プロ(JPBA)と
実践形式の練習をしていました。
シビれる光景でした。
このお店は平口選手の今の
ホームグラウンドでもあるとのことです。
…………
さて。
鳴海プロにはいくつか聞きたいことが
ありましたので、
厚かましくも質問させて頂きました。
まず、教え子である平口結貴選手の、
先日の『女流球聖戦・球聖位決定戦』での
激闘について。
「良く戦っていたと思います。
(平口選手が2-1でリードしていた)
第4セットだけは、
バラバラになってしまってダメでしたが、
それ以外は良かったんじゃないかと思います。
実は試合の合間にも電話で喋って
厳しいことも言ったんですが、
そこからまた持ち直してくれたというか、
最後までよく粘っていたと思います。
『間の取り方』など、
課題としていた部分も守りながら
やってくれていました。
そもそもの話をすれば、
本格的に教えるようになってから
まだ半年ですが、
この半年間でもだいぶ伸びたと思います。
でも、挑戦者という立場だったから
あそこまで戦えたのかもしれません。
防衛する側の佐原選手とは心理的にも
何もかもが違っていたと思います。
佐原さんはやっぱりさすがですよね。
結貴の100倍は緊張していたと思うんですが、
あの長時間を戦い抜いて、
最後はマスワリで上がりましたしね」
次に、約5年ぶりに鳴海プロ自身が
トーナメント活動に復帰したことについて。
「試合に出られるだけの環境が整ってきたので、
また競技の世界で真剣にやってみよう、と。
半年前から結貴に本格的に指導するように
なったことも大きく影響しています。
それで情熱が戻ってきたようなところもありますね。
でも、やっぱり休んでいた人に甘くないのが
ビリヤード(笑)。
『GPE』の北海道予選に出てすぐ負けて
しまった時には本当に落ち込みました(苦笑)。
でも、それも今の自分の実力だと
受け止めていますし、
お店の状況次第ではありますが、
また試合に出たいと思っています」
…………
ありがとうございました!
そして、お店の繁栄を祈願致します。