キャロムビリヤードの
「ワンクッション」競技のことを
「バンドゲーム」と言います。
スリークッション(3C)に比べると
試合数や選手数は少ないですが、
熱心なプレイヤーが多くいます。
先週末に、このバンドゲームの公式戦が、
東京・笹塚の『MARS』で行われました。
正式名称は
優勝したのは、今年からJPBFプロになった
20歳のルーキー、森雄介プロ。
公式戦初勝利ですね。
実父である森陽一郎、
町田正、小林英明など、
国内バンドゲーム競技界におけるトップ選手達を
抑えての優勝。お見事です。
コメントをもらっていますので、以下に。
(プロ入り直後のインタビューはこちら)。
――優勝の感想をお願いします。
「内容は決して良くはなかったんですよ。
ですが、1日を通して一生懸命できたので、
結果として優勝できたのだと思います。
それに決勝戦で父(森陽一郎)に勝てたので
嬉しかったです。最後は体力勝ちですね!(笑)」
――大会を通してのアベレージが6点ちょっと
ぐらいでしょうか。これでも「まあまあ?」。
「そうですね。
アベレージで10点出れば世界で勝負できますね」
――そもそも雄介プロは3Cに役立つから
という理由でバンドゲームを始めたんですか?
「いや、単純に面白そうだな~と思って始めました。
でも、すごく3Cに役立ってますよ!
もしバンドゲームをやってなかったら、
3Cは今よりだいぶ下手だったと思います」
――公式戦でプロ入り初優勝となりましたね。
「はい、初優勝です!
初めての二日酔いも経験しました(笑)。
次は3Cのタイトルが欲しいですねー。
できれば霞が関で取りたいですね」
…………
「霞が関」とは、間もなく開催の
会場が『霞が関ビルディング』なんです。
日本の行政の中心地域でビリヤードの大会が
行われることはそうはありません。
同じ会場で、続けて
行われます。
すでに両大会の見やすくてかっこいい
公式ホームページができあがっていますので、
上のリンクから飛んでもらって、
ぜひ大会前にチェックを!
両ホームページとも、
トップ画面で歴代優勝者の写真が
くるくる切り替わって出てくるのですが、
僕も初めて見る写真がいっぱいでした……!
(そして、肥田緒里恵プロの優勝回数に
改めて驚くことになります)