日本ではスリークションの
『全日本選手権』が行われていますが、
イギリスのシェフィールドでは
スヌーカーの『世界選手権』が
佳境を迎えています。
本稿を書いている時点では
セミ・ファイナルが行われているところで、
大会3連覇を狙う「天才の中の天才」
ロニー・オサリバンが
バリー・ホーキンスと戦っています。
スコアなどの情報や結果は、
日本のOn the hill !さんや、
World Snooker公式ページが早いでしょう。
…………
ロニー・オサリバンと言えば、
先月BDでも紹介しましたが、
『Welsh Open』(ウェルシュ・オープン)の
決勝戦の最後の最後、
優勝を決めるフレームで繰り出した、
147点ブレイク(マキシマムブレイクとも。
=非常に難しいノーミス取り切り)の
映像があまりに衝撃的でしたね。
それから、オサリバンは
イギリスの人気無料週刊スポーツマガジン
(↑上のリンクからオンライン版に飛びます。
データが重いので、速いネット環境推奨)
トップ写真のように表紙になり、
中面でも5ページに渡って特集されていて、
もちろんオール英語ですが
(誰か訳してくれたらありがたいんですが)、
斜め読みした限りでは、
これまでと現在のスヌーカーとの向き合い方などが
描かれています。
「今の俺とスヌーカーとの関係は
かつてないほど良いんだ」
「今は淀みなく、より攻撃的に
プレーできるようになった」
という話もあれば、
「俺は18歳から35歳までの17年間は
二流のプレーをしていた」
なんて発言も飛び出していて、
それが見出しにもなっています。
やっぱり天才は言うこともデカイというか、
歯に衣着せずに語りますね。
実に刺激的な読み物です。
ちなみに、世界選手権については、
「勝ち続けると17日間もかかる。
その間、集中力とフォームを
維持しなければならない。
精神的なタフさがモノを言う舞台」
と答えています。
さあ、あと2つ、勝つことができるでしょうか。
…………
スヌーカーの世界選手権に関しては、
お馴染みのビリヤードブログ
『球バカ日誌』さんで、
1974年から昨年(2013年)までの、
2回に渡って紹介していますので、ぜひどうぞ。
キュースポーツの中でも別格の
スケールとメジャー感に、魂が震えます。