ブログ『球バカ日誌』主宰の
「鮫」さんからの寄稿です。
今回はどんな動画を紹介してくれるのでしょうか。
(※この寄稿シリーズの過去記事はこちら)
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こんにちは、鮫です(^^ゞ
今回は久しぶりに、
プレイヤーにスポットを当てたいと思います。
トルコの「プリンス」「キュー切れ魔人」こと、
セミ・サエギナールを採り上げます。
キャロム界のスーパースターにして、
俳優、歌手、実業家としての顔をも持つサエギナール。
長きに渡って、
マルチな活躍を見せていますよね。
そんな彼の個性や魅力を
"サエギナール8(エイト)"としてご紹介します。
それでは、参りましょ~♪
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【1】アーティスティック
まずは、彼の本業である
アーティスティック・ビリヤード(曲球)の動画です。
所作が優雅で、洗練された動きですよね。
何より、手球が生きているみたいです(^^ゞ
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【2】11クッション
先の動画で見せたパフォーマンス。
それを生み出せるのは、
効率的で無理のないストロークと、
パワーがあってこそでしょう。
3Cテーブルでの限界と云われている
11クッションを披露しています。
裏ワザで30クッション以上させる、
という芸も彼にはありますよ(笑)
(※動いている手球を撞き、クッションさせ続ける)。
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【3】絶妙な力加減
パワーだけではなく、
繊細なコントロールも兼ね備えています。
3つの球をそれぞれ7クッションさせて、
ほぼ同じ位置に止めるというもの。
撞く側を変え、2回連続で決めていますね。
これは一見地味ですが、
相当難しいと思います(^_^;)
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【4】肉体美
脅威のキュー切れや、
パワフルなストロークを支えるのは、
この肉体があってこそでしょう。
これが今年で50歳になる人の身体ですか…ごくり。
『グラップラー刃牙』風に言えば、
背中に「鬼(オーガ)」がいますね(笑)。
体脂肪は、
ゆうに10%は切っているのではないでしょうか。
ハッキリ言って、アスリートですね(^^ゞ
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【5】8ボール
キャロムプレイヤーは
プールをプレーさせても上手いと、
よく言いますが、
サエギナールも例に漏れずでした(^^ゞ
相手のスクラッチを受けて、
見事にランアウトしています。
1:40辺りで見せるキュー切れや、
ラストの8ボールのイレに注目です。
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【6】日本語上手
ショーや試合などで、
世界中を飛び回るサエギナール。
彼のショーは話芸があってこそ。
なので、様々な国の言語を話せます(^^ゞ
何度か来日したことがあるので、
もちろん日本語もお上手ですね。
「球’s(現CUE'S)」誌(2002年)の
インタビュー記事によると五か国語を操るとか。
片言であれば、もっと話せるかもしれませんね(^^ゞ
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【7】アラベスク
↑この動画はここでは見られないので
上記リンクからyoutubeに飛んで下さい。
歌手としてCDも出しています。
いわゆるトルコ音楽でいう、
「アラベスク」というジャンルですね。
まるで日本の演歌のように聴こえます。
サエギナールに演歌を歌わせたら
かなり上手いかもしれませんね(^^ゞ
ぜひ、日本語で演歌やってほしいですね(笑)。
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【8】マチュピチュ
マチュピチュ遺跡(ペルー)を訪れています。
それもT・ブロムダールとM・ザネッティという
キャロム界の巨匠と共に。
この映像は、
おそらくリマ(ペルーの首都)で開催された
『世界選手権』(2011年)の時のものだと思います。
彼は現地でエキシビジョンもやっていますし、
オフに2人を誘い、観光したのかもしれませんね(^^ゞ
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いやあ、今回は候補がありすぎて
正直、「8」にしぼるのが大変でした(^_^;)
それほど彼は魅力にあふれている、ということですね。
知れば知るほど、ファンになってしまいます(^^ゞ
ビリヤード界広しといえども、
彼ほどのエンターテイナーはいないでしょうね。
最後にオマケです。
彼のエキシビジョンなくしては、〆られません。
だって、これこそが彼の真骨頂ですから(笑)
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【オマケ】
盟友D・サンチェス(スペイン)の勝利を祝い
披露したトリックショットショー。
途中出てくる、かわいらしい女の子(7:45辺り)は
おそらくサンチェスの娘さんですね。
最後にやった、
3つの球を場外させるショット(12:30辺り)は
いつもの締め(^^ゞ
サエギナールのエキシビジョンでは、
恒例となっています。
彼のエンターテイナーぶりが
凝縮されていますね(^^ゞ
以上、"サエギナール8"でした。
今回漏れた動画は、またの機会にでも。
それでは、またお会いいたしましょ(^^)/~~~