カタール・ドーハで行われている
つい先程、
土方隼斗、大井直幸、栗林達という
3名のJPBAプロがベスト64を突破し、
ベスト32へ進みました。
いやー、無料ライブストリーミング配信を
観てドキドキする日々が続きますね。
…………
さて。
今回のライブストリーミング配信は
かなり映像が鮮明なので、
プレイヤー達のキューに目が行く
ビリヤードファンも多いのではないでしょうか。
ステージ2には
128名のプレイヤーが出ていますが、
恐らくプレーキューは128本バラバラ。
メーカーもモデルもデザインも
他選手とかぶってる人はいないと思います。
(※ブレイクキューやジャンプキューは
結構かぶっているでしょう。
元々プレーキューほどの種類がありません)
なので、見知らぬ国の無名の選手であっても、
「どんなキューを使ってるのかな」と
観るのもまた楽しいものです。
そんな中、テーブルライトに照らされて、
力強い存在感を放っているのが、
できたてホヤホヤ、
日本代表・栗林達プロの
「2代目栗林達モデルEXCEED(エクシード)」
ですね。
エボニー(黒檀)をベースに、
ココボロ、パウア貝、シルバー、
ジュマ(白と赤)をふんだんに使った、
「ウッドグリップ」のキューです。
『EXD-141TK』という名前で
一般発売もされます。
→EXCEEDのFacebookページもどうぞ。
BDはこのキューを4月に株式会社三木の
工場で見ています。上の写真もその時のもの。
(最新のCUE'S誌に取材記事があります)
BDが見た段階ではまだ製作途中でしたが、
その後、6月初旬に完成して栗林プロの手に渡り、
彼は短期集中でこの新キューで撞き込んで
カタールに向かいました。
大きな大会の前となると、
キューに手を入れる(調整する)ことを
好まない人も多いんじゃないでしょうか。
事実、タップを削ることすら避ける
という選手もいます。
撞き慣れた「普段」の状態のまま
試合に入りたいという訳です。
その観点からすると、
キューそのものを替えるのはかなり
勇気のいる行動だと思いますが、
この新エクシードは、恐らくすぐに
栗林プロの手に馴染んだということなのでしょう。
株式会社三木にはプロ本人から
「メチャメチャキューが合って、
以前より球が入るので
これで世界選手権に臨みます」
と連絡があったのだとか。
新しいキューにすぐ合わせられる適応力も
栗林プロに備わっているのでしょう。
この新キューとともに一つでも多く
勝ち進んでほしいものですね。
…………
さて。三木と言えば。
今月、MEZZの新しいキューケース
『NEC-24』がリリースされましたね。
高級感ある紋様の合皮を使い、
曲線美を活かしたフォルムを持つ
ハードケースです。
→MEZZ公式ページもどうぞ。
なんと言ってもデザインに目がいくこのケース。
撮りおろし写真で見ていきましょう。
…………
ケース全体のフォルム。
この合皮のテクスチャー(紋様)は
爬虫類っぽいですね。
ポケットのファスナーのデザインが斬新です。
このケースのカラーは「シルバー」。
他にブラックとブラウンがあります。
…………
開口部にキューを挿してみました。
このケースは「2B4S」。
バット2本とシャフト4本が入ります。
…………
ロングポケットにはこのように
ジャンプキューのバットが収まります。
また、その上側のファスナー部には、
ティップシェイパーなどの
メンテナンスグッズを入れるのに
ちょうど良さそうです。
…………
ショルダーストラップには
本体と同じ合皮を採用。
とてもスタイリッシュで
全体のデザインを損なうことがありません。
…………
MEZZのキューケースと言えば、
今年の2月にソフトケースの『MZ-35』が発売され、
瞬く間にヒット商品となりました。
今夏の終わりにはその弟分である
『MZ-24』のリリースも予定されています。
間違いなくソフトケースのMZ兄弟は
人気になることでしょう。
しかし、
ハードケースはやっぱりカッコイイですね。
特にこのNEC-24は
所有欲をくすぐるフォルムと素材感です。
持ち主が強そうに見えます。
2B4Sで見栄えがするケースを探している方、
このNEC-24を候補に含めてみては!?