大阪に来ています。
京橋『みやこビリヤード』で
『全日本バンド選手権』の取材です。
大会初日(土曜日)の
フォトギャラリーはこちら。
(※完全に日程が重なってしまった
東京開催のナインボールの公式戦
『GPE-5』(グランプリイースト)の
取材はOn the hill !さんにお任せ)。
「バンド」とはキャロムビリヤードの
ワンクッション競技。
これはその日本一を決める戦いです。
今回が第22回大会ですが、
優勝経験者はわずか4名。
●小林伸明(6回)
言わずと知れた大先生。
スリークッション世界チャンピオン2度。
「世界のコバヤシ」。最近は出ていません。
●町田正(7回)
ディフェンディングチャンピオン。
第1回大会から皆勤
●森陽一郎(7回)
同じく第1回大会から皆勤。
息子の森雄介(ルーキープロ)と親子で参戦
●小林英明(1回)
小林伸明の実子。1週間前には
スリークッションの『全関東』で優勝
出場人数は14名。
今年も町田、森、小林が優勝候補でしょうか。
今日(日曜日)は予選の残りと
決勝トーナメント(ベスト4より)が
行われます。
出場メンバーの中で、
アラフォーのBDより若いプレイヤーは
森雄介プロ(JPBF)のみ。
雄介プロは20歳。
彼視点で言うと、
一番近い先輩選手は20歳以上年上。
キャロムビリヤードの少子高齢化を
端的に表している光景です
(※それでも少しずつ
バンドゲーム愛好者は増えてきています)。
「後輩、欲しいです!(笑)」(雄介)
さて。
BDが『みやこビリヤード』に伺うのは
今回が初めてでしたが、
同店マネージャーの田中忍プロを始め、
大阪のプロやプレイヤーの方々に
暖かく迎えて頂き嬉しかったです。
昼食は、
みやこビリヤードに遠征してくる
全国のキャロム戦士の御用達だという、
徒歩1分の『うどんそば京橋浪花』にて。
神の提供速度とお出汁の美味さを誇る
立ち食いのお店です。
BD、ここに来ることもまた念願でした
(案内してくださった
江辺公昭プロの弟子、西田佳映さんに感謝)。
みやこビリヤードに戻って、
「京橋浪花で食べて来ました!」と
田中プロに報告したところ、
「それはそれは」と相好を崩す田中プロ。
「皆さんあそこで食べるんですよ。
以前、小林伸明先生も、
みやこビリヤードにお越しの際は必ず
浪花で食事をなさっていましたよ」
そう聞くと、もっと味わって食べれば
良かったなぁと思ったり。
その5時間後。
大会初日の全プログラムが終了した後、
BDは数名のプロと、
みやこビリヤードの近くで
夜ご飯をご一緒させて頂きました。
その場がお開きになり、
京阪の京橋駅に向かった我々。
賑やかな商店街の辻を曲がって
ふっと目に飛び込んで来たのが
一度見た「京橋浪花」の看板でした。
あ、ここに出るのかぁと
のんびり眺めているBDを尻目に
瞬時に臨戦態勢に入るプロ達。
「むむ。
ここを素通りすることはできませんね。
BDさん、ひとつここでシメということで」
と森陽一郎。
「食べましょう」
と町田正。
「じゃあ、僕、水持ってきます」
と森雄介。
有無をいわさぬ決定と連携プレー。
小林伸明の薫陶を受けた
国内バンドゲームの現役ツートップに
誘われたら断れるものではありません。
期せずして、
「浪花」のおかわりとなったのでした。
「ヒデさん(小林英明)も
2日間で3、4杯食べてますよ」
と森雄介。
どうやら、全日本バンド選手権は
ここから始まるようです。
京橋浪花、恐るべし。
…………
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