『ジャパンオープン』男子の部、
大会2日目のフォトギャラリーが、
今更ですが、出来上がりました。
こちらからどうぞ。
(※お手数ですが、リンク先のページの
下の方にスクロールして下さい)
惜しくもベスト32で負けてしまい、
特設会場行きのチケットを手にすることが
できなかった16名全員の写真があります。
さて。
この大会2日目、会場の池袋『ロサ』で、
6名のプロ達のブレイクショットの動画を
撮ってみました。
各選手、1〜2回しか撮ってないので、
BDが撮った時のブレイクが、
必ずしも会心の一撃ではなかったとは思いますが
(むしろ悪かったかもしれませんが)、
寸評とともにお届けします。
…………
今年、惜しくもベスト64で敗れてしまった
昨年度覇者、土方隼斗プロ(JPBA)。
……の、破壊力十分のブレイク。
ラックにヒットした後の手球が
横に逸れているのは、理想的ではないけれど
想定内というところでしょうか。
当たりは申し分なく3個イン。
1番は見えている……のか!?
…………
ナインボールでもテンボールでも、
必要十分なパワーと正確性を兼ね備えた
ブレイクをする川端聡プロ。
このブレイクは当たりも手球位置も
まるで教科書のように最高なんですが、
1番が他の球に2度蹴られ、
短クッションの真ん中で止まったのは不運でしたね。
…………
続いては韓国のトッププロ、鄭栄和。
久しぶりに見ましたが、高い技術力は健在でした。
初めにセットしている手球位置が、
真正面よりだいぶ右側ですね(撞き手視点で)。
ラックが少し悪かったのか、
サイドポケットに入る的球はなく、
その代わり、
撞き手側のコーナーに2個入ってます。
手球の停止位置はGood ! ですね。
…………
特設会場には進めなかったですが、
彼も注目の外国人選手でした、
フィリピンのC・ビアド。
彼のブレイクフォームは
かなりコンパクトで大振りしていませんが、
パワーは十分に伝わっていますね。
恐らく撞点は低めで、跳ねさせることはせず、
スルスルっと手球が自分の側に
戻って来るのが理想なのでしょう。
取り出し(1番と手球)の位置関係は
最高の形になっていますね。
…………
全ての技術が高いレベルにある
「精密機器」羅立文。
もちろんのことブレイクショットも巧いです。
ですが、BDが撮影したこのブレイクは、
的球は入っていて、1番も見えていますが、
当たりも手球の動きも
恐らく理想の形ではないでしょう
(この日、もっと良いブレイクを量産してましたし)。
近日、羅のパーフェクトなブレイク、
撮り直してきたいと思います。
…………
最後はこの人、
このジャパンオープンで3位。
日本人最高成績者となった青木亮二。
パワーもかなりあって、アクションも派手で、
これぞ皆がイメージする
「豪快なブレイクショット!」ですね。
4個インして、
手球停止位置もバッチリなんですが、
1番が見えていないのはアンラッキー。
余談ですが、
大会中にパワーブレイクのやり過ぎで(?)、
クツのソールがパカっと割れてしまったそう。
(facebookに写真がありました)。
3位の賞金でまずクツですね(笑)。
…………
普通のショットをなかなか
ミスらないこのレベルのプロ達同士が戦う場合、
勝負はブレイクで決まると言っても
過言ではないでしょう。
7〜8割はブレイクかもしれない。
……という話も、今度プロの誰かと
してきたいと思っています。
…………
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