日曜日に行われた
剛腕・湯山功プロの「キュー切れショー」が
イベントの盛り上がりにでっかく貢献していました。
湯山プロが披露したショットは7つ
(あと一つ、実践的なテクニックが1つ)。
いずれも相当難しいものなのに
1~3回で成功させていましたし、
破壊的な「キュー切れ」
(手球に強烈なスピンを掛けること。
そしてそのスピンで普通ではあり得ないような
動きをさせること)を
楽しめるショットばかりで、やんやの大喝采でした。
達人感も大技感もテンポ感も半端無かったです
(テキ屋さんっぽい親しみある
トークもまた聞き所でしたね)。
今日はその内の一つを
本人のコメント付きでご紹介しましょう。
ショットタイトルは
「ジャンプ&急停止」です。
(※湯山プロに聞いたら
「名前、ないっす!」とのことなので、
BDが勝手に命名しました。地味だけど)
この配置で、
1番を入れて2番に手球を出すならどーする?
ジャマな的球が4つあるけど、どう避ける?
というところがキモなんですが、
湯山プロの答えは、
「ジャンプで障害物を飛び越えてから、
クッションに入って急停止させる」でした。
これ、何がスゴいって、
「キュー切れ」と聞くと、普通、
「手球をいっぱい走らせるとか、
いっぱい曲げるとか、
クッションから加速させるもの」を
イメージするんですが、
これは真逆なんですよね。
手球を止めるための激烈スピンなんです。
この逆転の発想と
それを実現すさせるテクニックに唸ります。
湯山プロ談話:
「まず、先に言わせて下さい。
これ、理想型じゃないです(笑)。
手球停止位置が前に流れ過ぎてますねぇ。
自分的には失敗です。
本当は1ポイントぐらい手前で止まるんです。
今回はラシャが新しくて滑ったのかなぁ。
このショットはオリジナルです。
というか、他のものも含めて
真似したものはないですね。
これの難易度ですか?
ショットスピードが早い人なら
誰でもできると思います。
ブレイクショットのスピードで言うと、
30km前後出す人ならできると思います。
要はイメージがあるかどうか。
僕がやっているものって、それだけですよ。
実際、今回『切れ』的には
全体的に少しセーブしてたかな。
限られた時間の中で成功させたかったから、
成功率優先で、
急いでやってしまったところがありますね」
…………
いやー、このショットは湯山プロ的には
「まだまだ」なんですねぇ。
それでも、やっぱりこういうキュー切れ系の
トリックショットってワクワクするなぁ。
湯山プロがこの日に披露した他のショットも
追ってお届けする予定です!
…………
BD Official Partners :
世界に誇るMade in Japanのキューブランド。MEZZ / EXCEED
ビリヤードアイテムの品揃え、国内最大級。NewArt
末永くビリヤード場とプレイヤーのそばに。ショールームMECCA
カスタムキュー、多数取り扱い中。UK Corporation
プレイヤーをサポートするグローブ&パウダー。TIE UP
稀少品、当社オリジナル商品あります。K’sLink