JPBAの國方浩二プロ(神戸三宮Break Nine所属)の
ドリル挑戦企画第2弾。
※第一弾はこちら。
今回は「Foot String Line Up」
(フットライン上の15個取り切り)です。
これもビリヤードの教則本で見たことがありますが、
激ムズだー。早速どうぞ!
序盤は良いテンポで撞いていますが、
中盤からぐっと慎重になっていますね。
今回は限りなく成功に近い失敗でしたね……(T_T)
以下、國方プロのコメントです。
…………
●セッティング
図の通りに並べてもらって
配置を崩さないように番号順に取り切ります。
1番と2番はクッションタッチで、
15番をフットスポットに配置して下さい。
他の的球は等間隔に並べます。
手球はセンタースポットからスタートです。
…………
●クリアのポイント
いわゆる「バタバタ」(※長クッション間で
手球を往復させるような出し方)で、
テーブルセンターを目標に
ポジショ二ングしていくのが
基本になってくると思います。
「への字」の形にしてしまうと
シュートした際に手球が他の的球に当たって
配置が崩れてしまうのでNGです。
手球と的球の関係をよく見て、
手球を何回クッションに入れて
(またはノークッションで)ポジションしていくか……。
ヒネリ具合など適切な撞点選択と
ショットスピードの設定が重要になってきます。
ポイントは、
テーブルセンターを目標にポジションを確保して、
手詰まりにならないようにランアウトすることです。
…………
●推奨レベル
前回の「L字配列」同様、
決して簡単ではないと思います。
ヒネリを使ったショットの精度が
ある程度高くなければ対応は困難だと思います。
なので……最低でもBクラスの上~の
スキルが必要だと思います。
15個クリアは難しいかもしれませんが、
最初の1番から2番へのショットを
反復練習するだけでも価値はあると思います。
自分のレベルに合わせて創意工夫をすることで、
練習を楽しむことができると思います。
例えばですが、最初は的球を3個使って、
1番と2番はクッションにタッチ。
3番をフットスポットに置いて取り切ってみてください。
3個がクリアできたら5個にチャレンジしてみるなど……
徐々に難易度を上げていきましょう。
…………
●実際にやってみて
「べらぼう」に難しかったです(笑)。
日頃から撞き慣れているテーブルでなければ、
スピードコントロールがメチャクチャ難しいですね。
「への字」にしてしまうといけませんから、
思い切ってフリをつけて、
少し薄めにカットしてポジションしていける能力を
上げる必要があるなと思いました。
特に取り出しの1番から2番へのショットは
まだまだ自分自身の精度が低いショットですので、
とても良い練習になりました。
…………
皆さんもぜひチャレンジを!
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