今週末は大阪でアマチュア公式戦
『マスターズ』が行われます。
場所は『高井田ビリヤード』。
昨年は小川徳郎選手が優勝(2度目)しています。
さあ、今年はどうなるでしょうか。
…………
日付が変わって今日20日、
遂にあの新ボール、
『CYCLOP』(サイクロップ)が、
国内で販売開始になります。
このサイクロップボール、これまで日本では、
個人で直接海外から買うなどして、
所有・使用していた人はいましたが、
一般発売はされていませんでした
(※今年の3月、BDではこんな記事を出してます。
個人で所有していた羅立文プロの話です)。
今日からはビリヤードショップで購入できます
(※BCJ〈日本ビリヤード商工連合会〉に加盟する
ビリヤード用品販売会社でお求めを)。
これまでポケットビリヤードのボールは、
ブランド名で言うと「アラミス」と
「ブランズウィック」のシェアが高かった訳ですが、
そこに強力なニューカマー登場!
ということになります。
サイクロップは既に昨年から多くの国際大会で
採用され始めていて、
国内でも今年11月の『全日本選手権』で
大会公式ボールとして使われることが決定しています。
…………
アラミスとの一番大きな違いは、
やっぱりカラーリングですね。
サイクロップは全体的に
よりパステルカラー調になっています。
中でも、色が大きく異なるのが3つ
(4番、6番、7番)。
写真で見比べましょうか。
上段の3つが、よく見られる
「スーパーアラミスプロカップTV」で、
下段の3つがサイクロップボールです。
●4番
アラミス=ピンク
サイクロップ=紫
(※4番はピンクの前は濃い紫だったので
「戻った」と言えるのかも)。
●6番
アラミス=緑
サイクロップ=黄緑
●7番
アラミス=ブラウン
サイクロップ=水色
4、6、7が違うということは、
当然、12、14、15の色も異なります。
(※1〜7の「ソリッドボール」の番号に「8」を足すと、
同じ色の「ストライプボール」の番号がわかりますよ!)
公式競技会で使われる
ボールのサイズや重さには国際的な規格があります。
日本(NBA)もそれに則っている訳ですが、
具体的に言うと、
「プラスティック製で
直径56.5~57.2mm、重さ165g~175g」
と定められています。
当然サイクロップもその規格を満たしています。
ただ、一口にプラスティックと言っても
色々な材質や加工法があるでしょうから、
例えばアラミスとはどう材料が違うのか、とか、
それによって打感(撞球感)や音、
ひいてはボールアクションに違いは生まれるのか
という部分も気になりますね。
これは追って調べたいと思います。
…………
ギリシャ神話やホメーロスの『オデュッセイア』に
登場する単眼(一ツ目)の巨人、
「Cyclops」(サイクロプス)をその名の由来とする
サイクロップボール。
(※手球や箱に入っているあのワンポイントの模様は
きっと「目」ですね)
ここから日本でも進撃開始です。
とりあえず慣れない内は、
番号のうっかりミスにご注意を。
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