脱帽です。
東京・三ノ輪にあるビリヤード場
『Alvis』(アルビス)。
こちらでは、
「日本赤十字社・東日本大震災義援金」を、
3年半の長きに渡って支払い続けているのですが、
この度、2014年9月末に入金した46633円で、
なんと総額が300万円を越えました!
(※200万円を越えた時にもBDで記事にしています。
こちらから)
継続は力なりと言いますが、
300万円という金額は、
一家族をゆうに1年間食べさせることができるぐらいの
とても大きな力です。
アルビスは大企業傘下でも、チェーン店でも、
姉妹店がある訳でもなんでもなく、
東京下町のいちビリヤード場。
より規模の大きな飲食店やレジャー施設などでも、
なかなか一店舗で3年半で300万円もの義援金を
募ることはできないんじゃないでしょうか。
一軒のビリヤード場でよくぞ集めたと
感心してしまいます。
その辺りも含めて、
店主の関浩一さんに話をうかがいました。
…………
関浩一さんの談話:
「アルビスで義援金を集めようと思ったのは、
もちろんあの大震災の直後です。
それまでやっていたウィークリートーナメントを、
震災のあった数日後に
チャリティトーナメントに切り替えました。
フィー(参加費)のうちのいくらかを
義援金としてプールすることにしたんです。
ウィークリーだけでなく、
記念大会やC級戦、ダーツの試合なども
チャリティイベント化しました。
だから、うちの試合は優勝しても
フィーが戻って来る程度です。
全然賞金と言えるような額じゃない(笑)。
僕自身、ハウストーナメントで賞金を出すことは
以前から反対派だったので、
むしろチャリティ化できて良かったと思っています。
大きな賞金が出なくても、
多くの参加者の賛同を得られて、
トーナメントを継続することができましたしね。
そこは本当にお客さんに恵まれたなと思っています。
うちのトーナメントはお店の常連さんが多いから、
家族というか仲間みたいな連帯感もあります。
そうやって集まった300万円。
アルビスの代表として、
やっぱり単純にすごいなと思っています。
『こんな風に義援金を集められたら良いな』
という気持ちで始めたものが
ここまで大きくなった訳ですし、
ただただ『すごいなぁ』としか言えないです。
今後もチャリティ活動は継続していきますが、
これからは
日本赤十字社・東日本大震災義援金ではなく、
寄付する先を切り替えていきます。
日本には地震だけでなく台風や洪水など様々な災害があり、
被災して苦しんでいる自治体が全国にあります。
そういう各地域の自治体に速やかに直接、
寄付活動ができたら良いなと考えています」
…………
組織や団体で音頭を取って始めたものではなく、
下町のビリヤード場が全くの自発的に始めた
義援金活動。
ビリヤードの世界にこんなお店がある。
とても誇らしい気持ちです。
…………
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