現在、フランスのサン・ブルヴァンで開催中の
日本ではワンクッションという呼び方より
「バンドゲーム」の方がよく使われていますね。
このワンクッション世界選手権に、
日本からは若きJPBFルーキープロ、森雄介が出場。
しかし、本人も「全然ダメでした」と語るように、
世界の壁ははるかに厚く高く、
予選リーグ戦で1勝も挙げることなく敗退しました。
予選A組(150点先取)
森雄介 26-150 T・ブロムダール (14 inn)
森雄介 86-150 X・グレチラ (14 inn)
森雄介 63-150 P・H・トラン (18 inn)
ちなみに、一番上の写真は、
開会式で森プロが撮ったもの。
ここはホールのような特設会場でしょうか。
ここにテーブルが4台置かれています。
かなり良さそうな会場ですね。
「この後、客席がいっぱいになり
300人以上お客さんがいましたね!」(森)
ワンクッションでこの会場が埋まる…………
やはりキャロムは欧州で根付いていますね。
本大会には、森プロの初戦の相手だった
ブロムダールやF・クードロンといった、
スリークッションの世界でもお馴染みの
トッププロ達が何名か出ています。
決勝戦は日本時間の10/5夜9時から。
Kozoomで生中継が観られます(有料/英語)。
BD、既にKozoomで観ていますが、
トップ選手達のワンクッションは本当にすごすぎて
むしろ極めて簡単に見えますね……(汗)。
大会公式プレイヤーリスト上での
森プロのアベレージは「5.49」
(※これは大会前の数値でしょう)。
しかし、トップ選手達はJ・P・デブリュンの
「19.44」を筆頭に、10点代後半がズラリ。
つまり、
1イニングでだいたい10何球は当てちゃうよ、
という計算です。
単純に考えて、この辺の人達は
得点能力が森プロの2~3倍あることになります。
すでに今大会では100点前後のハイランも
何回か出ていますし、
シンプルなゲーム性の競技ほど
熟練度やスキルの差が出やすいということでしょう。
その点はポケットビリヤードの14-1にも似ています。
森プロも先日の
『全日本バンドゲーム(ワンクッション)選手権』の
優勝者である訳ですが、
世界トップレベルのワンクッションは
段違いであるということです。
さて、以下、森雄介プロの試合後の談話です。
森雄介の談話:
「国内のバンドの2つの試合
(全関東バンド選手権&全日本バンド選手権)で優勝し、
今大会の直前にはベルギーに立ち寄って
L・ディリスさん(ベルギーの往年の名選手)に
教わってきて、
調子は良かったはずなんですが、
やっぱり試合は難しかったです。
試合前はどうにか戦えるかもしれないという
期待を少ししていました。
ところがそんな甘いものではありませんでした。
バンドゲームでの経験値の違いや
基本的な技術力が全く違いました。
かなりショックです。
次にまた、この世界選手権に出たいって
思えるようになるまで
かなり時間がかかるかもしれないですね……」
動揺を隠すことなく教えてくれた森プロ。
そのショックの大きさは、
すなわちこの先の伸びしろの大きさだと思います。
ジュニアスリークッション世界選手権(オランダ)と
このワンクッション世界選手権(フランス)。
2つ世界選手権に続けて出るという
(そんな選手は森プロだけでした)、
2週間以上に及ぶ森プロの長い欧州遠征が
終わろうとしています。
本当にお疲れ様でした。
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