週末の『北陸オープン』男子の部で
4勝目を挙げた大井直幸。
優勝5分後の談話をお届けします。
（※女子の部優勝・野内麻聖美の談話は
こちらから）
（※フォトギャラリーはこちらから）
普段、飄々としていて、
あまり気合を前面に出してプレーする
イメージのない大井プロ。
しかし、この日、
特にファイナル（vs羅立文戦）は、
終始気迫のこもった闘いぶりでした。
球を外して、ストレートに
「あああ」と悔しさを滲ませる姿は、
あまり記憶にありません。
試合が終わったらまたいつもの
あっけらかんとしたナオに戻っていましたが。
Naoyuki Oi
JPBA40期生
1983年1月10日生 東京都出身・大阪府在住
『ナインボール世界選手権』3位
『全日本ローテーション』優勝2回
『北陸オープン』優勝4回
JPBA年間ランキング1位・2回（'06年&'12年）
他、優勝・入賞多数
●今大会ベスト16から（テンボール）
B16 8-3 vs水下広之
B8 8-5 vs川端聡
Semi. F 8-1 vs田中雅明
Final 8-3 vs羅立文
――見事なプレーでしたね。
「（ファイナルは）もっと完璧に
勝ちたかったんだけどね。
そこまでできなかったことだけが悔しいけど、
まあ、それはしょうがないかな。
勝てたのは嬉しいですよ。
決勝はクリちゃんとやる予定だったけど（笑）
（と、近くにいる栗林達〈準決勝で羅立文に敗退〉を
見ながら言う）」
――羅プロとは最近だと、9月の『東海グランプリ』の
セミ・ファイナルで当たって負けてますね。
「そうそう。
最近負けが続いてたから、ちょうど良い機会だなと。
そろそろ気合入れなあかんなと思ってました」
――得意の入場パフォーマンスを封印して、
試合に集中していたようですが。
「うん、そうですね。というか、
パフォーマンスはしんどいんですよ。身体がね。
声を張ったりすると腰が痛くなるかもしれないからね」
――なるほど（笑）。全体的に今日のプレー内容には
満足できていますか？
「まあまあですかね。
もうちょっとできると良かったけど、
これだけできたら上等でしょうね。
特設会場のテーブルコンディション（穴幅）は
簡単だから、入れ合いになるとわかってたし。
もうちょっとポケットが難しかったら、
僕も相手ももうちょっと飛ばすだろうし。
まあ、今日はこんなところでしょう」
――これで北陸オープン4勝（※最高は高橋邦彦の5勝）。
なかなかにすごい数字ですが、
ご自身ではどう思ってますか？
「いやぁ（笑）、優勝回数は意識してないし、
北陸だからとかは関係ないし、
たまたまでしょう。
試合は、勝って終わるか負けて終わるかだけだから。
今日は勝てて終われて良かったな、みたいな」
――昨日と今日、腰の具合は問題なく？
「そうですね。
ちょっとだけ痛みはあるけど、
それは試合の時はいつものことなんで。
あとは大阪に帰ってからどうなるかですね。
痛みがひどくなるとすると遠征の翌日以降なので」
――今年は残すところGPWと全日本選手権の
2試合だけになりました。意気込みを。
「意気込みですか、そうですね……うーん。
あんまり先の話はよくわからないですね（笑）。
まあまあ頑張りますよ！」
…………
全日本選手権に超期待。
…………
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