週末の『北陸オープン』女子の部で
初優勝した野内麻聖美。
試合後の談話を以下でお届けします。
※男子の部優勝・大井直幸の談話はこちら。
※大会フォトギャラリーはこちら。
野内プロは、朝イチ(ベスト8)の
呉芷婷(台湾)戦から良かったですね。
昨年度覇者の呉を圧倒していました(7-1)。
テーブル上のテクニックだけでなく、
試合への入り方を含めたメンタル面も
良好であることが窺える北陸優勝劇だったと思います。
野内プロは明日(14日)に中国に渡り、
『ナインボール世界選手権』に出場します。
チームジャパンは
梶谷景美プロ、河原千尋プロ、栗林美幸プロ、
そして野内プロという強力メンバーです。
…………
Masami Nouchi
JPBA38期生
1977年11月12日生 東京都出身
『セントラルレディースオープン』優勝
『関東オープン』優勝
『北陸オープン』優勝
他、上位入賞多数
●今大会ベスト8から(ナインボール)
B8 7-1 vs呉芷婷
Semi. F 7-1 vs藤井寛美
Final 7-5 vs曽根恭子
――優勝、おめでとうございます。
「ありがとうございます。
今回はスーパーラッキーでした。
腰が痛かったんで強いブレイクが打てなくて。
イリーガルも多かったし、
取り出しもコントロールできなかった。
それでも優勝できたのは
スーパーラッキーだったと思います。
そして、感慨深いものがありました」
――と、言いますと?
「曽根プロにはアマチュアの時から
すごくお世話になっていて、
アマ時代は師弟関係みたいな感じでした。
その時から、
『いつか曽根プロと公式戦のファイナルを撞きたい。
そこまで行けるようになりたい』
と思っていました。
今回それが実現して、
なおかつ、ラッキーではありますが、
自分が勝てたというのは感慨深いですね。
ファイナルを撞く前から感慨深かったです。
プロ11年目でやっと実現した訳ですから、
曽根プロとのファイナルが。
あ、いや、曽根プロは
しょっちゅうファイナルに行ってますが、
私はしょっちゅう行かないから、
時間がかかりました(笑)。
そういうことを含めて
今回の優勝は嬉しかったですね」
――どの試合もしっかりと撞けていたように
見えました。よい調整ができていたのかな、と。
「どうですかねぇ。
昨日はいきなり初戦で中村こずえプロに
負けましたけどね(笑)。ヒルヒルで。
普段仲良いんですけど、絶交しておきました(笑)」
――決勝日は朝イチの呉芷婷戦(ベスト8)に始まり、
3試合、強い人の球を見た気がします。
「ああ、いいことをっ!
そういうのもっとちょうだい(笑)。
自信が大事ですから、球撞きは(笑)」
――事あるごとに大阪に行って片岡久直プロから
指導を受けていますね。その効果は出ていますか?
「はい。優勝できたのは、
大阪修行のおかげがかなりありますね」
――具体的に何が変わるのでしょう?
「標準語が大阪弁に。じゃなくて?(笑)」
――(笑)それ以外で。
「そうですね……、
以前からの課題もありますし、
新しいことも教えてもらっています。
すぐ効果が出るものではないから、
長いスパンで考えていますけどね。
いや、本心はすぐ化けたいですけどね(笑)。
今回も、教わったことができなくて失敗した球が
たくさんあったんで、それは大反省です」
――わかりました。間もなく世界選手権ですね。
「はい。まずはこの台風で飛行機が
飛ぶかどうかですが……行ってきます!」
(※本人のブログによると、
元々手配していた便は欠航が決まったが、
別便が取れたとのこと)
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