10月24日~26日(金―日)、
トルコで行われる
『女子スリークッション世界選手権』。
既報の通り、日本から出場するのは
前回大会(2012年・東京)優勝、
現世界女王の東内那津未
今年の全日本選手権者、西本優子
世界選手権第1回~第3回3連覇
肥田緒里恵
という3名のJPBFプロです。
この3名から、
大会直前コメントを聞いてありますので、
3回に分けてお届けします。
まずは、今回ギリギリで出場枠が回ってきた
肥田プロです。
※西本優子プロの談話はこちらから。
※東内那津未プロの談話はこちらから。
…………
Orie Hida
1995年JPBF入り
レディーススリークッション全日本選手権
優勝13回
レディーススリークッション世界選手権
優勝3回(2004年・2006年・2008年。3連覇)
他、優勝・入賞多数
――いよいよ世界選手権が近付いてきました。
「今回、私は出られること自体が奇跡的で、
一度はほぼダメだと諦めていたので、
まずは参戦できることがとてもありがたいですし、
嬉しいです」
――過去の世界選手権では、
他国・他大陸の枠に欠員が出ることが多く、
日本の次点者に回ってくるというパターンが
定番となっていました。しかし、今回は……。
「ええ、そんな状況ではなくなってますね。
結果的に今回私にアジア枠が来たのは
恵まれていたとしか言えないです。
もともと今回は
(世界選手権の日本代表選考を兼ねた)
5月のレディース全日本選手権で、
決勝戦で西本プロに負けたところから、
出場権獲得の長い道のりが始まっています。
あの全日本選手権もキツかったですねぇ。
出場権のことを考えると
1試合たりとも取りこぼせなかったので」
――前回の世界選手権(東京大会)では、
大会4連覇がかかっていましたが、
グループラウンド敗退となってしまった。
あの大会には色々な思いがあると思いますが……。
「はい、やっぱり今でも色々なことを考えますよ(笑)。
負けた時は悔しかったですし、
振り返ると意気込みすぎていたのかなとも思いますし」
――今回はどのような気持ちで臨みますか?
「リーグ戦の第一試合から目の前の球に集中して、
一生懸命撞くことだけですね。
あとは攻める気持ちを忘れないようにします。
でも、こればっかりは
試合が始まってみないとわからないですね。
私、本番となると意気込んじゃうことも
結構あったりして……(笑)」
――今大会で日本勢の
ライバルになるであろう存在として、
肥田さんも以前から名前を挙げていた
T・クロンペンハウアー(オランダ)がいますね。
「はい、彼女が強いのは間違いないです。
それと、
私がまだ観たことのない韓国のトップ選手が
今回の世界選手権に出ます。
かなり力のある選手だとか。
韓国と言えば、先週、
私と西本プロと東内プロの3名で、
韓国のTVマッチと個人戦に出て来たんですが、
どんどん層が厚くなっている印象でした。
ジュニア世代も育っていますしね。
その時の個人戦では、
日本の3名全員が4強に進んだんですが、
優勝したのは韓国の15歳の女の子だったんです。
しかも、その子より強いと言われる子は、
学校の期末テストがあって出られなかったと(笑)。
いやぁ、かなり刺激を受けて帰って来ました」
――そういった遠征などもあって忙しい日々だと
思いますが、調整は順調でしょうか?
「はい、試合形式で撞き込めていますし、
今できるベストは尽くしています」
――トルコに行くのは何回目ですか?
「今回が2回目です。前回行ったのは2008年。
第3回世界選手権の時です(※優勝)」
――最後に改めて意気込みをお願いします。
「自分に出場権が来たことに感謝しつつ、
あの舞台に立てる喜びを忘れずに
目の前の球に集中したいです。
一球一球しっかりと撞いてきます!」
…………
世界のOrie Hida、出陣!
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