昨日(26日)、
『バグース六本木店』で行われていた、
JPBA東日本男子男子プロツアーの最終戦、
『GPE-7』(グランプリイースト第7戦)は、
「若侍」土方隼斗プロが、決勝戦で
「超人」栗林達プロを破って優勝しました。
優勝直後の談話を以下にお届けします。
土方プロは、
これで自身が持つ「GPE通算優勝回数」の
記録を一つ増やして「11回」としました。
(※2位は栗林達プロ、羅立文プロ、
内垣建一プロの「8回」)
GPEは今年で12年目。
合計85戦行われた内の「11勝」ですから、
毎回100名以上出場するトーナメント
であることを考えると、
これはかなり素晴らしい記録と言えます。
また、今回の優勝は土方プロにとって、
今年のプロ公式戦で年明けの
『関西オープン』に続く2勝目となります。
1年間で優勝2回というのが、
「おとなしい」と感じられてしまうのは、
昨年の活躍(年間5勝)が
あまりにもセンセーショナルだったからか。
今回の優勝を起爆剤として、来月の
『全日本選手権』でも活躍してほしいものです。
…………
Hayato Hijikata
JPBA40期生
1989年3月16日生 東京都出身&在住
2013年『ジャパンオープン』優勝
2013年&2014年『関西オープン』連覇
GPE通算11勝、他優勝・入賞多数
2013年JPBA男子年間ランキング1位
Result
(テンボール9ゲーム先取。ベスト16より)
W-7 高橋邦彦
W-5 西尾祐
W-6 有田秀彰
W-5 栗林達
――優勝の瞬間、
大きくキューを掲げていましたね。
「いやー、嬉しかったですね。
久し振り(※約1年2ヶ月ぶり)の
GPE(グランプリイースト)での優勝が
こんなに嬉しいものなのかと思いました。
『勝っている時に勝つ』ことと、
『勝てない時に勝つ』ことって
こんなにも違うんですね。
試合中の気持ちやイメージも
これまでとは全然違っていました」
――内容面はどうでしたか?
今日の4試合、いずれも苦しい展開を
ものにして勝ち上がって来ましたが。
「苦しいというか、
なによりも自分の出来が悪かったですね(苦笑)。
集中力というのか、
コンディションというのか、
とにかく乗り切れないというか
サクッとはいけない状態でした。
それが試合をするごとに
徐々に良くなっていったような感じです」
――確かに調子良くはなさそうだと
思っていましたが……。
「はい、目に見えて悪かったと思います。
最近はこういう状態になると
やっぱりどこかで負けてしまうんですが、
今日は最後まで勝つことができた。
これは珍しいことです。
ホント、ビリヤードってわからないものですね。
不思議な競技です」
――ファイナルの相手は今年のGPEで
好調(3勝)の栗林プロでした。
「前半は僕がおかしかったですね。
でも、ファイナルだということと、
その相手が栗林さんだということ、
そして、
タイム(ショットクロック)があるということで、
途中から徐々に、
ある意味強引に気持ちを引き締めることが
できたというか、頭が回ってきました。
撞きながら自分でも、
昨年の良かった時の『ゾーン』を思い出して
入り込もうとしていましたよ。
それが上手く行って、
最後はマスワリが出たりと、
悪くない状態で上がれたと思います。
最後にようやく取り切っている感じというか、
球を撞いている感じがありました」
――これでGPEでは通算11勝。
勝ち星の数では他を引き離しての1位です。
「その数字については特に何もないですねぇ。
でも、毎年のようにGPEで勝てているという
コンスタントさは嬉しいですね。
今年は最終戦まで勝てなかったし、
ギリギリだったですけど(笑)」
――今年はこれで1月末の
『関西オープン』以来プロ公式戦2勝目。
なかなか勝てない9ヶ月でした。
「一つのポイントは
『ジャパンオープン』(7月)かなぁ。
あそこで自分で歯車を狂わせてしまった印象は
あります。
あれ以降どんどん勝てない方に
向いてしまったというか」
――勝てない焦りは?
「なかったと言えば嘘になりますけど、
『今年はそういう年なのかな』と
思っていた部分もありましたね」
――さあ、あとは『全日本選手権』です。
「今日の内容は反省するところだらけ。
やっぱり自分はまだまだです。
でも、この優勝をきっかけにして、
全日本選手権までちゃんと練習をして、
良い流れに乗って行きたいですね。
2005年の奥村さんのパターンでいけたら、
いいですよね(笑)。
(※2005年、当時JPBAの奥村健プロは、
GPE最終戦で優勝して、
続く全日本選手権でも優勝した。
そのGPE最終戦の決勝戦の相手が
当時アマチュアだった16歳の土方隼斗)」
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11月、いざ、尼崎!
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