全日本選手権のトピックス、続けます。
今回も会場では色々なプレイヤーと
言葉を交わしましたが、
動向が注目され、
健闘が光っていた3名の
ミニ談話をお届けします。
…………
まずはルーキープロとして、
全日本選手権初出場の佐藤千晶プロ。
最後は今年の世界チャンピオン、
劉莎莎(中国)に敗れましたが、
初参戦で9位タイは
悪くない成績ではないでしょうか。
あの衝撃のデビュー戦準Vから早10ヶ月。
佐藤プロにとって、
初体験尽くしの2014年だったことでしょう。
↑ベスト32・郭思延戦の終盤40分
佐藤千晶談話:
「劉莎莎と試合ができるところまで
上がっていけて良かったなというのが、
感想ですね。
いざ、試合をしてみたら、
相手にあれだけ撞かれた経験がなかったせいか、
パッと回ってきたチャンスを
活かせなかったですけど(苦笑)、
それも含めて良い勉強になりました。
劉莎莎に注目している理由ですか?
それは自分のプレースタイル的に、
参考にしやすい選手だということですね。
例えば、周捷妤(台湾)は
キュー切れもあるし、ビシッと撞くスタイルで、
私には真似できないところが多い。
でも、劉は周よりは転がして入れる系だし、
できることとできないことが
はっきりしている選手だなと思ったので、
参考にしやすいと思いました」
…………
お次は、
『世界ジュニア選手権』(上海)から
そのまま関空に飛んで帰って来て、
本大会に初参戦した、
「北海道のビリヤード女子高生」
平口結貴アマです。
平口選手は予選ラウンドの敗者最終戦で
敗れてしまいましたが、
本大会準Vの実績がある光岡純子プロと
ヒルヒルの死闘を演じました。
来年以降のチャレンジが非常に楽しみです。
平口選手も、
初めてアマチュアの全国大会に出たり、
テレビなどの取材を受けたり、という
忙しい1年でした。
↑敗者最終・光岡純子戦、ヒルヒルのラスト⑧&⑨
平口結貴談話:
「初めて全日本選手権に出てみて、
雰囲気がすごく良い大会だなと思いました。
私のことを会場で応援して下さる方が
思った以上にいて、
ナイスショットに拍手をして下さったり、
ミスしたら『あ~あ』とか
声に出して反応して下さったり、
見られている感じがとてもして、
すごく気持ち良かったです。
成績については…………
私はまだまだ、
男子の大井直幸プロ(準優勝)みたいな、
ちゃんと決め切れる選手じゃないなと
痛感しました。また頑張ります」
…………
最後は、決勝ラウンドで
R・モリス、W・マジドという
2人の外国人選手を相手に、
不屈の魂と不動心で勝利を収めた
井上浩平プロです。
今年、他の大会ではそこまで
良い成績を残せなかったコーヘープロですが、
ここ何年かの全日本選手権での
落ち着きや安定感には目を見張るものがあります。
↑勝利したモリス戦(ベスト64)・フル動画
井上浩平談話:
「今、自分が持っているものは全て出せた。
そんな全日本選手権でした。
ホント出せましたね。
最後の敗戦(ベスト16・北谷好宏戦)も含めて。
勝ち上がっていた時の姿も今の僕なら、
ああいう風に負けてしまう姿も
今の僕だと思っています。
9位タイというこの結果は、
自分にしては上出来だと思います。
あのマジド戦の雄叫びですか?(笑)
やっぱり外国人選手の方が
入り込んで試合しやすいですよね。
気持ちを出しやすいです」
…………
3選手とも、ナイスファイトでした!
……あ、この3名とは関係がないのですが、
全日本選手権で優勝した
R・ファロンの記事が、
ヤフーのスポーツトピックに出ていました。
こちらから(英語です)。
(※教えてくださったOプロ、
ありがとうございました)。
ファロンの素性については
それほど記載されておらず、
マニラの東側のシポコット地方の出身で、
現在はドバイ在住。
リセウム大学を卒業している、
と書かれている程度です。
国内外で目ぼしい戦績がなく、
向こうでもまだまだ無名なのでしょう。
しかし、ヤフーが扱うというのは、
いかにもビリヤード強国、
フィリピンという感じですね。
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