ブログ『球バカ日誌』主宰の
「鮫」さんからの寄稿です。
今回は、12月1日から始まる
アメリカvsヨーロッパの伝統の団体戦、
『モスコーニカップ』の、
歴史を彩る名場面の動画を8本紹介します。
濃い動画が多いので、ぜひ保存版に!
(※この「8」シリーズの過去記事はこちら)
(※モスコーニカップ
大会公式Facebookページはこちら)
…………
こんちには、鮫です(^^ゞ
1995年に始まったモスコーニカップは、
今年で21回目を迎え、
年末の風物詩ともいうべき
大イベントとなっていますね。
近年は4年連続で、
ユーロチームの勝利となっていますが、
USAチームの巻き返しも気になるところです。
そんな本大会の名場面を集めてみましたよ。
時系列順に追って紹介していきます。
それでは、参りましょ~♪
…………
【1】1995年『ヒギンズのスーパーショット』
エセックス(イングランド)開催・
16-15でユーロ勝利
初期はスヌーカー界のスーパースターたちが
参戦していましたね。
今では見ることができなくなった
ヒギンズとホワイトというアウトローコンビで、
USAチーム(マッセイ&ハンター組)を迎えています。
スーパーショットを放ったヒギンズですが、
2010年に亡くなっており、
そういう意味でもレアな映像でしょうか。
1:10辺りで喫煙シーンが見られますね。
今では考えられませんが、
当時は許されていたんですね(^_^;)
…………
【2】1996年『天才vs奇才』
ロンドン開催・15-13でUSA勝利
組み合わせ的にレアといえば、こちらですね。
オサリバンとストリックランドという、
プールとスヌーカー界の個性派2人が対戦しています。
見どころとしては、3:45辺り。
オサリバンのプッシュアウトを難なく入れるスト様。
しかし、ネクストを飛ばしてしまいましたね(^_^;)
スト様にいつもの元気がなく、
天才オサリバンにやられてしまいました。
ちなみに当時のオサリバンは21歳です。
いやぁ、若い。。。。
…………
【3】2002年『ユーロ、7年ぶりの勝利』
ロンドン開催・12-9でユーロ勝利
第2回大会(1995年)以来、
USAチームにやられていたユーロチームが、
ついに2回めの栄冠を手にする瞬間ですね。
スヌーカー界の帝王デイビスが、
この年の9ボール世界チャンピオンであるスト様を
ヒルヒルでやぶります。
あのスト様が、まさかのネクストミス。
微妙にヨレたかもしれませんね(^_^;)
不安そうに見守るUSAチームの面々と、
歓喜に喜ぶユーロチームの対比が、
際立っていたシーンではないでしょうか。
…………
【4】2006年『スト様事件』
ロッテルダム(オランダ)開催・12-12の引き分け
見ていただければわかるように、
やってはいけないことをやっちゃいましたね。。。
この事件をきっかけに、
スト様は当時のスポンサーから、
契約を解除されてしまいます(^_^;)
また、数々の問題行動を起こしていたスト様は、
3年後、同大会から姿を消すことになります。
やはり、自業自得でしょうね。。。
そんな波乱もあった2006年大会ですが、
大会史上唯一の「引き分け」た年でもありました。
…………
【5】2007年『アーチャー、まさかの9ボール飛ばし』
ラスベガス開催・11-8でユーロ勝利
あのアーチャーが、
なんでもない9ボールを外すという、
衝撃的なシーンです(^_^;)
同大会ではこの他にも、
スーパースターたちがミスを犯すシーンを
数多く見ることができます。
それだけ、国を背負うという
プレッシャーは大きいのでしょうね。。。
ドラゴの速撞きに追い詰められたアーチャーは、
このあと“3-6”で負けてしまいます。
ちなみにドラゴは、アーチャーのほかにも
モリス、ボーニング、デュエルといった強豪をやぶり、
この年のMVPを獲得しています(^^ゞ
…………
【6】2008年『イモネン、スト様をシャットアウト』
マルタ開催・11-5でユーロ勝利
イモネンがスト様に
スコンク勝ちをするというシーンですね。
スト様の甘いプッシュアウトから
見事、ランアウトしています。
ギャラリーも完全に、イモネン応援ムード。
最後の方、スト様に向かって
ガッツポーズしてましたね(^^ゞ
そのお返しとして、
やってはいけないポーズをとるスト様(笑)。
MVPはイモネンが獲得し、
一方のスト様は、
この年をもって同大会から姿を消します。。。
復活は5年後の2013年。
長い謹慎期間でしたね(^_^;)
…………
【7】2010年『アップルトン、驚異のまくり』
ロンドン開催・11-8でユーロ勝利
“1-4”とリードされていたアップルトンが
脅威の追い上げを見せ、ヒルヒルへ。
ハッチのランアウトかと思われた展開で、
わずかに8へポジションミス。
場内が騒然とし、異様な空気となっていますね。
この雰囲気のなか、
力加減の難しい8を入れたアップルトン、
お見事でした(^^ゞ
チームスコア“6-6”のタイから
均衡をやぶる、大きな勝利でしたね。
やはり、この年のMVPはアップルトンが獲得し、
以降、4年連続でユーロチームの勝利となっています。
…………
【8】2012年『バンデンバーグの秒読みレストジャンプ』
ロンドン開催・11-9でユーロ勝利
チームメイト(フェイエン)の
ミスをリカバリーする
見事なレストジャンプでしたね(^^ゞ
それも秒読みにもかかわらず、入れています。
(※バンデンバーグのジャンプキューは
MEZZの「エアードライブ」ですね)
このジャンプショットで流れを引き寄せた
バンデンバーグ&フェイエン組は、
この試合(対ハッチ&シャッフ組)に
勝っています。
さらにバンデンバーグは、
ユーロチームの勝利を決める最後の試合にも
出場し、デシャインをやぶっていますね。
…………
最後におまけです♪
【おまけ】2002年当時のPV
オートマン(キャプテン)が
メンバーをリクルートし、
来襲するUSAチームを
迎え撃つというコンセプトですね。
まるでスパイ映画の予告編のような、
こった作りです。
そのメンバーが、
7年ぶりにユーロチームを勝利に導くという、
【3】の結末を迎えるわけです。
デイビスを最初に勧誘したのは正解でしょう(笑)。
最後、オートマンが賞杯にキスをし、
抱え上げるシーンは、感動的でしたねぇ(^^ゞ
皆さんが思う名場面が入っていたでしょうか?(^ ^ゞ
間もなく始まる今年度大会でも
さまざまなドラマがあることでしょう。
どんな結末を迎えるか、非常に気になりますね。
以上、“モスコーニ・カップ8”、
鮫がお届けしました♪
それでは、またお会いいたしましょ~(^^)/~~~
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