複数の新聞やネットメディアで、
「ビリヤードが2020年東京オリンピックの
実施種目入りに名乗りを上げた」
旨が報じられました。
ライバルは、
「五輪への復活」が既定路線のように
言われている野球・ソフトボール、
それから、
空手・スカッシュ・ローラースポーツ・綱引き、他
ということになるのでしょう。
2020年東京オリンピックでは、
もともと27競技が決定しており、
そこに昨年9月、
レスリングが追加正式競技として決定。
さらにその後の昨年12月、
「夏季オリンピックの開催都市(つまり東京)が
複数の種目追加を提案できる権利」が、
IOC(国際オリンピック委員会)臨時総会で
認められました。
どういうことかというと、
オリンピックでの実施競技数には
元々「28」という上限があったのですが、
それを撤廃して、
種目数(金メダル数)で「310」の上限を設けて、
その範囲内で入れ替えが可能という形になったのです。
一言で言えば、東京大会では
もう少しだけ競技を増やしますよということ。
(※しかし、総参加選手数が増えないように
するのが望ましいようです)。
この件、早ければ今年7月の
IOC総会(マレーシア)で決定します。
残された時間は多くはありません。
いわゆる水面下での「ロビー活動」を含め、
各競技団体の活動は今年前半が勝負となるでしょう
(※先んじて野球やソフトボールは
ずっと活動してきていることでしょう)。
様々な状況から冷静に判断すると
ビリヤードが採用される可能性は
決して高くはないのですが、
わずかでも希望は持っていたいですね。
オリンピックに紐付けられて
「ビリヤード」という言葉が
口にされ、読まれるだけでも、
かなりの宣伝効果があります。
日本国内で、ビリヤードの
オリンピック化推進活動の旗を振るのは、
やはり日本ビリヤード協会(NBA)
ということになるでしょう。
近日、NBAの公式見解なども
ここでお届けしたいと思います。
…………
ご存知のように、
ビリヤードは過去一度もオリンピックに
採用されたことはありません。
オリンピック種目化は
全世界のビリヤード関係者の宿願とも言えます。
ですが、
「アジアンオリンピック」とも言われる
『アジア大会』では、
1998年(タイ)
2002年(韓国)
2006年(カタール)
2010年(中国)
の4度、
正式種目として採用されてきた歴史があり、
日本からも
島田暁夫(1998年スリークッション)
梅田竜二(2006年スリークッション)
川端聡(2006年エイトボール)
鈴木剛(2010年スリークッション)
の4名の金メダリストが生まれています。
日本オリンピック委員会、
すなわち「JOC」の公式サイトには、
「アジア大会彩る競技」として
ビリヤードの説明も載っているということ、
ご存知でしたか? →こちら
こう見ると、
オリンピックとビリヤードの距離は
遠すぎるということはないように感じられます。
この件、追ってまたお届けします。
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