昨日お伝えしたように、
プロ引退を決意した宮城の林研字プロが、
念願の初優勝を飾った、
『グランプリイースト第1戦』(GPE-1)。
その林プロの談話をお届けします。
まず今回は優勝の感想などを中心に。
引退の理由などは近日中に追ってお届けします。
※GPE-1のフォトギャラリーはこちら。
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Kenji Hayashi
1978年9月7日生
宮城県出身・在住
JPBA42期生
2015年GPE-1でプロ入り初優勝
(それまで2010年『GPE-3』の3位が最高)
2015年3月でのプロ引退表明
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――おめでとうございます。
今の率直な気持ちを。
「めちゃくちゃ嬉しいです。
超嬉しいです。出来すぎました(笑)」
――尻上がりに調子を上げて行って、
決勝戦が一番良かったのではないですか?
「そうですね……。
自分としては決勝戦が一番良く撞けました。
凡ミスもありましたけど、
まあ、それはいつものことなんで、
『回ってきたら頑張ろう』、
そう開き直って球に向かって行けました」
――宮城から来たご家族が観ている前で
優勝しました。
「優勝するのも初めてならば
家族を連れて来るのも初めてです(笑)。
GPEの東北予選を勝ち抜いて
本戦シードをもらえた今回が、
引退するには良い区切りのタイミングかなと
思って連れて来ました。
優勝できると思って
連れて来た訳ではないです。
今まで10何年も自分の好きなことを
やらせてもらってたんで、
最後ぐらい1回観てもらいたいなと思って
誘いました」
――その目の前で、
すごいことがおきました。
「持ってたんですかね(笑)。
全試合苦しかったですけどね。
初戦(ベスト16)の序盤がほんとに全然ダメで、
せっかく家族に来てもらったのに
どうしようと思ってました。
途中から落ち着いてきて、
良い方の自分が出せたと思います。
緊張ももちろんしてましたけど、
それより集中の方が勝ってました。
今までは、自分は下手で誰も観てないのに、
周りの目を意識したりってことが
あったんですけど、
今日はテーブルだけに集中できました」
――引退を決めたからこそ、
その精神状態になれた?
「そうだと思うんですよ。
引退を決めてなかったら
絶対こうはなってなかったと思うんです」
――試合中に感傷的になることは?
「初戦(ベスト16)ぐらいです。
初戦は『ああ、これで最後か』って
思ってましたけど、
それ以降はもうそんなことは感じてなくて、
テーブルの上だけに集中できました。
それも『最後だから』と
決めていたからこそだと思うんですけどね。
それがうまい方向に行っちゃったんですよね」
――会場の応援や拍手も励みになったのでは?
「なりました。嬉しかったです。
『林、頑張れ!』『ナイッショー』
っていう声も聞こえてました。
あの声援の主は、
元々宮城にいて今関東にいる方で、
毎回僕がGPE東北代表でこっちに来ると
応援に来てくれた人です。
いやぁ、心強かったです。
その声援も含めて、
あの場で撞けて、本当に嬉しかったです」
…………
グランプリイーストの優勝者には、
次戦の決勝ラウンド(ベスト16)の
シード権が与えられます。
そして、現時点では、
林プロは引退を宣言していますが、
JPBAへの正式な申告がなされた
(=手続きが済んで、引退日が確定した)
訳ではありません。
つまり、林プロが望めば
引退を伸ばして、
来月の『GPE-2』に出ることもできます。
「勝って次戦シードがあるとなると、
プレイヤーとしての欲が
出てくるものですね(笑)」
試合後、正直に
そんなことも語っていた林プロ。
先延ばしか、やはりこれで引退か、
数日中には明らかになることでしょう。
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