〈BD〉狙った? 狙ってない? 「キテちょーだい8」by 球バカ日誌

Efren Reyes
Efren Reyes

 

ブログ『球バカ日誌』主宰の

「鮫」さんからの寄稿もこれが最後です。


最終回は、

『狙ってないかもだけど、スゴいショット』特集!


(※この「8」シリーズの過去記事はこちら


…………

 

こんにちは、鮫です(^^ゞ

 

「ビリヤードの神様」がいるとするならば、

その神様にすがりたいときって

誰しもがありますよね。

 

今回は、「ビリヤードの神様」が

微笑んだとしか思えない

スーパーショットを集めてみました。

 

大舞台で、フロック狙い気味に、

「キテちょーだい」とお願いするショットを、

放ったスーパースターたち。


どんな結果が待ち受けているのでしょうか。


いやはや、やはり皆、「持って」ますね。

 

それでは、見てみましょう!!


…………

 

【1】E・レイズ  

2012年『USオープン』勝者4回戦(11先)

 

vs D・アプルトン

 

10-10のヒルヒルでの一発です。

 

フィリピンが生んだ

「ビリヤードの神様」と言われる彼ならば、


「持ってて」、当たり前ですかね(笑)。

 

エフレンスマイル炸裂、

つまり「ビリヤードの神様」が、

本当に微笑んだ瞬間ですね(^^ゞ

 

…………

 

【2】M・フェリシアーノ(1:10辺り※音量注意)

88,000ペソ(約24万円)のマネーマッチ(21先)

 

vs E・レイズ

 

こちらは逆に、

レイズが「ビリヤードの神様」に、

そっぽを向かれたシーンです(^_^;)

 

大金がかかったギャンブルにて、

それもヒルヒルで飛び出した一発です。


ゲームは10ボールですが、

フロックありのルール(ハンデ?)

だったのかもしれませんね。


ちなみに、フェリシアーノは、

『10ボール世界選手権』

(2009年。マニラ開催)にて、

ステージ1を通過していますね。


…………


【3】E・ストリックランド(1:20辺り)

1991年『9ボール世界選手権』ファイナル(9先)  

vs N・バーナー

 

さすがスト様!!!

 

8-4とリーチをかける一発です。


世界選手権という大舞台で、これが出るのは大きい。


スト様は、9-7でこの試合に勝ち、

前年に引き続き2連覇をしています(^^ゞ


…………

 

【4】F・ブスタマンテ 

2007年『9ボール世界選手権』ベスト8(11先)

vs D・ピーチ

 

同じ世界選手権でも、

なかなか、この方にはツキがありません(^_^;)

 

ブスタマンテ、4-9のビハインドから追い上げ、

10-9でリーチ。


このショットで勝利かと思われたが、

判定はファウル。

 

結局、ヒルヒルとなり、

ピーチが逆転勝利をおさめています。

 

これは、冷静にジャッジを下した、

N・リース(レフェリー)を

褒めるべきかもしれませんね……。


…………

 

【5】P・レイリー

2003年『9ボール世界選手権』予選リーグ(5先)

vs F・ブスタマンテ

 

こちらはブスタマンテ相手に出した、

奇跡の三連発「キテちょーだい」(笑)。

 

結局レイリーは、

9番へポジションミスをし、セーフティ。


それをバンクで攻めたブスタマンテ、

見事入れるも、その手球もギリギリ

穴前で止まるという、おまけ付きです(^^ゞ

 

ある意味、四連発!?

 

ゲーム的には、

5-2でブスタマンテの勝利となっていますね。


…………

 

【6】S・デイビス(2:00辺り)

2002年『9ボール世界選手権』ベスト64 (9先)

vs R・ルアット

 

このデイビスの一発で8-8のヒルヒルへ。


セーフティーが決まったとしても、

ターンを渡すと、

やはり、こういう怖さがあるんですね。。。


ちなみに、この試合は、

デイビスが勝利をおさめています(^^ゞ

 

…………


【7】S・V・ボーニング  

2012年『モスコーニカップ』18回戦(5先)

vs D・アプルトン

 

ボーニング、

4-1のリーチで放った渾身の一撃です。

 

チームスコアは、

9-8でユーロがリードしていましたが、

この一撃でUSAは、9-9のタイに追いついています。

 

USAチームの喜びが伝わってきますよね(^^ゞ

 

しかし、この年のモスコーニカップは、

最終的には、ユーロチームの勝利(11-9)

となっています(^_^;)


…………


【8】J・アーチャー

2013年『ワールドカップ・オブ・プール』ベスト16(7先)

vs 日本(大井直幸&羅立文ペア)

 

最後を〆るのは、

チーム戦で飛び出した一発です。

 

羅選手の完璧なセーフティーが決まりましたが、

それを返すアーチャー。

 

この一発でUSAチームが追いつき、

6-6のヒルヒルへ突入します。

 

最後は、日本チームが勝利をおさめ、

ベスト8へ進出しています(^^ゞ


…………


番外編として【オマケ】です(^^ゞ

 

これは「キテちょーだい」というより、

「どフロック」ですが、

音声がないぶんジワジワきますね(笑)。

 

以上、「キテちょーだい8」でした。

 

今回で、【8】シリーズも一段落となりますが、

今まで、お付き合いいただき、

ありがとうございましたm(__)m

 

それでは、また会う日まで(^^)/~~~


…………


鮫さん、今回を含め23回もの寄稿、

本当にありがとうございました。

 

また近い将来、

健筆をふるっていただきたく思います(^^)

 

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