本番まで1ヶ月を切った『全日本14-1』
(5/23、24。東京)。
「14-1」が競技種目に採用されている
国内のプロ公式戦は1年に一つ、これだけです。
本大会で2度の優勝を誇る、
「14-1が大好き」なトッププロと言えば、
羅立文(ロー・リーウェン。JPBA)ですね。
その羅プロが、
「14-1の珍しいブレイクのセオリー」を
見せてくれました。
…………
まずは、図をご覧ください。↓
テーブル上に的球は2つ。
手球はテーブル中央付近。
的球は2つとも
ラック(ラックを組む場所)の
内側に入っていて、
1番を入れながら、
手球を14番に当てて、
ラックの外の「適切な場所」に
14番を出すことはほぼ不可能。
つまり、意図的にブレイクボールを
作ることができない状況です。
…………
こんな時は、
「1番を入れて
(14番はラックの中に残して)、
14番をヘッドスポットに移動」させます。
そう。14-1のルールでは、
ラストボール(ブレイクボール)が
ラック内に残っている時、
そのボールをヘッドスポットに移してから、
ラックを組むことになるのです。↓
この時の手球のポジションに注目です。
羅プロは、
手球を長クッション2.5P☓短クッション1Pの所に
意図的にコントロールしています。
…………
そして、ラストボールをヘッドに置いて、
ラックを組んで…………。
あとは、動画でご覧ください。↓
いわゆる「フットショット」に近い要領で、
手球を2クッションさせてラックを割りました。
これが14-1のセオリーの一つなんですね。
「理想はラックの下側の2つのボールの
どちらかに当てること」
なのだそうですが、
その理由や、
それを実現するための撞点や撞き方のコツは……
レッスンスタジオ
『POOL LABO』(横浜)で教えてくれます。
…………
羅立文談話:
「POOL LABOでは現在、
10名ぐらいの生徒さんに14-1を教えてます。
今回、6名の生徒さんが
『全日本14-1』に参戦します。
日本国内でもっと14-1の愛好者が
増えれば僕も嬉しいので、
今後、レッスン以外でも、
14-1の普及に繋がる活動ができたら
良いなと思っています。
もちろん、
まずは来月の『全日本14-1』で
優勝したいと思います!」
…………
さて、そんな羅プロは現在、
POOL LABOの看板を背負って、
「出張グループレッスン」を
行うための準備を始めています。
これは、神奈川県外など、
遠方に住むプレイヤーから、
「私も羅プロのレッスンを受けたい」
という要望が相次いでいることを受けて、
決定したことだそうです。
原則的に"4名1組"で、
"3回以上受講できる方"に
限られるようですが、
『日本と台湾の
ハイブリッドビリヤードセオリー』
を、地元や地元に近い街のビリヤード場で
学べるチャンスが生まれそうですね。
詳しくは上のフライヤーの画像を
拡大してご確認いただくか、
お問い合わせください。
●BDでの過去のPOOL LABO記事は以下から。
…………
BD Official Partners :
世界に誇るMade in Japanのキューブランド。MEZZ / EXCEED
創造性と匠の技が光る伝統の国産キュー。ADAM JAPAN
ビリヤードアイテムの品揃え、国内最大級。NewArt
末永くビリヤード場とプレイヤーのそばに。ショールームMECCA
カスタムキュー、多数取り扱い中。UK Corporation
プレイヤーをサポートするグローブ&パウダー。TIE UP
羅立文が教える、横浜のレッスンスタジオ。POOL LABO
…………
Cue Ball Samurai―ビリヤードサムライLINEスタンプ