今週末、
大阪『マグスミノエ』では
『第26回大阪クイーンズオープン』が、
東京『ロサ』では
それぞれ開催されます。
BDは14-1に取材で入ります。
昨年は、大阪の吉岡正登プロが
初優勝を遂げたのが記憶に新しいところ。
大会を目前に控えた吉岡プロに
意気込みを語っていただきましたので
下の方でどうぞ。
…………
1球入れれば1点。
数あるポケットビリヤード競技種目の中で、
最もシンプルで最も奥深い――それが14-1。
しかし、
ナインボールやテンボールの大会が多い現在、
国内で行われている14-1の公式戦は、
1年に一度、全日本14-1だけです。
14-1を
観たこともやったこともないという人も
少なくないと思います。
ルールや進め方などは、こちらでどうぞ。
(Web CUE'Sに飛びます)。
本稿の最後には、
14-1の流れが理解しやすい動画も付けておきます。
また、最近は14-1好きが集まる練習会や
コミュニティが増えてきています。
ネット検索などでも見付かりますので、
気になる方は調べてみてください。
…………
Masato Yoshioka
1985年10月2日生
JPBA43期生
2014年『全日本14-1』優勝
他、上位入賞多数
ビリヤードレッスン場『Poche』
(ポッシュ。大阪市北区)代表
※昨年の14-1優勝時談話はこちら
――ディフェンディングチャンピオンとして
挑む今大会。目標は?
「もちろん連覇が目標ですが、
今回はランキング上位選手も
多数出場しますので、
真価が問われる年だと思っています。
まぁ、気負い過ぎても良くないので
自分のベストを尽くせるように心掛けて臨みます」
――吉岡プロが、
14-1で一番大事だと思っていることは?
「やはり思考をクリアにすることですね。
ある種のパズル的要素を含んだ種目なので
一旦悩みだすと迷路に迷い込みます(笑)。
思考が止まって真っ白にならないように
常に頭はフル回転させないといけません」
――14-1を生観戦、
あるいはUSTREAM観戦する
ビリヤードファンに向けて、
見所や醍醐味を言うとすれば???
「ラン(連続得点)を続けるために必須の
『ブレイクボール』をどの球にするのかに
着目してもらうのがいいですね。
取り切っていく際に
『ブレイクボールを決める(作る)』ことが
最優先課題ですので。
もう一歩踏み込むと、
そのブレイクボールの一個前に入れる、
すなわちブレイクボールにポジションする球にも
注目してもらいたいです。
それは『キーボール』と呼ばれ、
もしかするとブレイクボールよりも
大事な球になるかもしれません」
――昨年、試合後の談話で、
14-1は好きだと語っていましたね。
「はい、『エニーボール』系の
種目が好きなんですよね。
エニーボールは
ビリヤードの醍醐味だと思っています。
14-1も好きですし、
エイトボールも好きです。
でも、今、
エイトボールは試合がないのが残念です。
エイトの大会ができることを熱望しています」
――わかりました。
最後に、昨年スタートしたレッスン場
『Poche』(ポッシュ)の状況はいかがですか?
「お陰様でとても順調です。
本当にこれはビリヤードの持ってる魅力が
花開いたという感じです。
正直、この先、現状のポッシュだけでは
キャパオーバーも考えられるので、
次の展開を検討していかないとと思っている次第です」
…………
ますますプレイヤーとしても先生としても
忙しくなってきた吉岡プロ。
連覇なるかに注目です。
…………
最後に。
昨年も紹介していますが、
故・桧山春義プロの14-1試合映像です。
2001年の『全日本14-1』の決勝戦。
ご本人の解説が入っています。14分。↓
この声と喋りが聞きたくて、
何度も見てしまいます。
…………
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