手球がセンターに止まっていて
即マスワリコースですね。
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ビアドの2本目。
準決勝(vs竹中寛)でのものです。
これは珍しいブレイクスクラッチ。
当たりも的球のバラけ具合もGood。
でも、少しでも厚みがズレると
サイドスクラッチしてしまうのが
10ボールのブレイク(正面めからのブレイク)の
難しいところです。
しかし、このビアドのブレイクフォームの
コンパクトさは参考になりますね。
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次は、ちょっと見にくいですが、
「南洋の破壊王」と言えばこの人、J・デルーナ。
重心移動は一応ありますが、
今回はだいぶ抑え気味でしたね。
それにしても、
この人のブレイクフォームは
空手の型みたいですね。
ビシッと決まってます。
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今回は特設会場行きを逃しましたが、
昨年度JPBA No.1であり、
高いブレイク技術を持つ大井直幸プロ。
左手はオープンレストです。
推測ですが、
キューを上に逃がしやすくし、前回転を与え、
意図的にポップ(ポンと弾ませる)&ストップ
させやすくしているのだと思います。
…………
もういっちょ大井プロ。
ほとんど同じように打ててますね。
取り出し(手球と1番の位置関係)も、
2番の入り方と穴も、
3番のいる場所も、だいたい一緒。
試合(テーブル)は違うのですが、
すぐアジャストしているのでしょう。
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お次は台湾のイケメン、陳信廷。
全くクセがなく真似のしやすい
優等生的なフォーム&ストローク。
他にそんなに書くことがない……(笑)。
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20年前から、日本のブレイク巧者と言えば
この人の名が挙がりますね。
川端聡プロ。
素振りも本番のストロークも速くて、
テイクバックの頂点でタメはなく、
重心移動も速い。
それでこれだけ正確なヒット感……
これは真似のしづらい打ち方かも
しれません。
…………
反対に、テイクバックの頂点あたりで
「ぐーっ」というタメがあるのが
栗林達プロ。
見るからに四肢が安定していて、
国内のプロの中では、
「ひたすら同じように打てそうな人」の
筆頭でしょう。
決勝戦ではブレイクが不発だったのが
残念でした。
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最後は、昨年度覇者のA・リニング。
ほとんど「手打ち」。
一切の無駄を省いた職人芸のような打ち方です。
ボウラードのブレイクを強くしたような……
でも、必要十分なパワーはあります。
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以上、皆さんの参考になるプレイヤー、
いましたでしょうか?
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