世界選手権のステージ1に挑戦し、
残念ながら勝ち抜けることができなかった
白岩篤、竹中寛、有田秀彰、吉岡正登
という4名の日本勢。
2人目の談話は、有田秀彰です。
昨年「決定戦」を撞いた有田プロですが、
今年はなんと3回連続1回戦負け。
昨年とは何が違ったのでしょうか。
※白岩篤編はこちら
吉岡正登編はこちら
竹中寛編はこちら
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――今年のステージ1はいかがでしたか?
「全敗という結果ですが……。
去年は上手くいくところがたくさん出た。
今年は上手くいかないところがたくさん出た。
自分は振れ幅が大きい。
振れ幅の大きさがはっきりと結果に出てしまう。
それが今の自分の実力なんだなと。
それをわからせてくれたステージ1でしたね」
――去年も自分なら今年も自分。
「そういうことです。
ただ、去年も結局は通過はしてないんです。
惜しい所まで行ったというだけなんで。
やっぱりまだまだ戦えてはいないし、
特に今年はそれがよく出たっていうことでしょう」
――具体的に、去年と今年、
何が違ったのでしょうか?
「気持ちですかね。
試合に入っていく時の気持ちが、
去年と今年では違ってましたね」
――去年は"チャレンジャー"だった?
「去年は何も考えてなかったというか。
全員知らない相手だし、
本当に単純に勝負をしに行った感じがします。
今年は、去年戦えた実感があっただけに、
自分に対する期待も少しあったし、
ふわふわしていたというか。
去年とは違う心境だったと思います。
それは試合をしている最中にも
感じていましたね。
なんだろう……
守りに入っていたという訳ではないんだけど、
去年のような思い切りの良さとか、
気持ちの高ぶりが今年は薄かったというか。
むしろ、どんどん悪いイメージが
出やすくなっていて、
ショットのセレクトに迷ったり、
悪いリズムになっていたり。
それで悪循環に入っていった感じが
ありますね。
もっと高い技術力があり、
高いレベルで撞ける人なら、
そこには陥らなかったと思います。
でも、今の自分のレベルではそうなってしまう。
そこまでの実力なんだなっていうのを
認識しましたね」
――来年、またチャレンジを?
「もちろん必ずチャレンジします。
できれば来年って思っているけれども、
ベースとなる力量が足りてない部分も
見えていますので、
最低限このぐらいは……という目標を
自分なりに設定して、
それをクリアしてから来たいですね。
それが来年であれば一番良いと思います」
――ドーハ滞在は楽しめていますか?
「それはもちろん。
海外の試合は、日本で経験できないものを
たくさんもたらしてくれます。
純粋にビリヤードを観戦する立場であっても
面白いですよね。
世界のスタープレイヤーが一堂に会している。
自分もここで一緒に撞いていたんだと思うと
なおさらです。
この会場は本当に楽しいです」
(了)
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