世界選手権のステージ1に挑戦し、
残念ながら勝ち抜けることができなかった
白岩篤、竹中寛、有田秀彰、吉岡正登
という4名の日本勢。
3人目の談話は、吉岡正登です。
初挑戦のこのステージ1で、
準決勝が1回とベスト8が1回。
善戦はしましたが通過はなりませんでした。
※白岩篤編はこちら
有田秀彰編はこちら
竹中寛編はこちら
…………
――これが世界選手権初挑戦ですね?
「はい。プロになって今年で7年目。
やっと目標の場所に来られました。
僕はここを目標にして
ビリヤードを始めました。
それはちょうど高橋邦彦プロが
世界チャンピオンになった年でした(1998年)。
雰囲気も相手もどんなものかは
わかってなかったけど、
イメージはしていました。
実際、テーブルコンディションは
自分のイメージの範疇だったので、
テンパることはなかったです。
そして、チャンスはあると思って来ました。
実際本当にチャンスはあったんですけど、
もったいないことをしてしまった感じですね。
自分としてはベスト8で負けた
2ndチャンスが
特にもったいなかったです。
結果論ですが、
このベスト8で勝ってたら……っていう
勝負どころで負けてしまいました。
僕に勝った相手(※O・アルシャヒン。
中東トップクラスの若手)が通過しています」
――ステージ1を撞いてみて感じたこととは?
「7先交互ブレイクは短い。
流れが1回しか
切り替わらなかったイメージです。
1回相手に流れを作られたら、
そのまますっと行かれるという感じでした。
だから、
自分が球を入れるのはもちろんなんですけど、
相手に入れさせないようにする
プレッシャーのかけ方を
覚えなければいけないですね。
簡単な配置を簡単に取ることもそうだし、
セーフティをかけられても
きっちり返すこともそう。
最善のショットセレクト、
ショット力、
クッション力、
……毎ショット毎ショット、
そういうものを積み重ねることで、
相手にプレッシャーがかかってくる。
他の試合を見ていても、
強い人はそれができてるように
感じられました。
例えば、赤狩山プロがそうです。
1stチャンスの決定戦、
結果的にJ・イグナシオに
負けてしまいましたけど、
途中、赤狩山プロが
いつもの感じで淡々と追い上げて行ったら、
イグナシオのプレーが
どんどん怪しくなってましたから」
――吉岡プロは力を出し切れたとは言えない?
「そうですね。
でも、『納得』という感じです。
もっと練習環境を整えないとダメなんだな
と再確認できました。
そして、ステージ1と
ステージ2グループラウンドの
両方を見ていて、
出場している選手達の力量が把握出来て
『納得』するところもありました」
――自分の現在位置が探しやすい?
「はい。ここが最高峰ですから。
ステージ1に関しては、
今の自分でもチャンスがあるって、
終わった今でも感じています。
2010年に『チャイナオープン』の
ステージ1に出たことがありますが、
メンバー的に、あそこよりもこちらの方が
通過のチャンスは大きいと思いました。
また来年もここに来るつもりで
1年間活動したいと思います」
――今回が何回目の海外遠征でしたか?
「4回目ですね。
今後も可能な限り海外の試合を
視野に入れておきたいと思います。
通過はできなかったけど、
本当に良い経験ができていますし、
ここにいるのが楽しいです。
この1週間は
ビリヤード人生で一番楽しかったです」
(了)
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