世界選手権のステージ1に挑戦し、
残念ながら勝ち抜けることができなかった
白岩篤、竹中寛、有田秀彰、吉岡正登
という4名の日本勢。
最後、4人目の談話は竹中寛です。
国内でトップクラスの戦績を残す竹中プロ。
10年ぶりの世界選手権だったそうです。
今回は3回連続で準決勝を撞きましたが、
あと一歩及ばず、突破ならず。
リザーブリストの2位にいたのですが、
最終的に枠は回って来ませんでした。
余談ですが、BDは
2002年か2003年カーディフ開催以来、
10数年ぶりに世界選手権で撞く
竹中プロを観ました。
※白岩篤編はこちら
有田秀彰編はこちら
吉岡正登編はこちら
…………
――率直な今のお気持ちを。
「イメージ通り撞けなくて下手でしたね(笑)」
――世界選手権に出るのはいつ以来ですか?
「台湾の世界選手権以来なので……
10年ぶりですね。
『上』を目指しているので、
もっと早く出たかったですけど、なかなかね。
今回は環境が整ったからというより、
もう、無理やり(笑)。
自分のお店のことも気になるけど、
こっちでは気にしないようにしてます。
気にしてると球が入らないですから。
環境が整ったら
もうちょっと海外の試合に出たいですけどね」
――世界選手権に来た! という実感は?
「『世界選手権だ』というよりは、
『ああ、海外の試合だなぁ』
っていう感じですね。
メンバーも舞台もね。
こういう所で撞きたかったんで」
――今年、『チャイナオープン』
『アジア選手権』ときて、
これが3つめの海外遠征です。
「今回が一番ひどいね(苦笑)。
全然イメージ通りに撞けるようになってないです。
対応力がなさ過ぎますね。
テーブルコンディションにも合わせられてないし、
自分の状態もアカンままですもんね」
――では、達成度を言うと低いのでしょうか?
「感じ的には20~30%くらい。
半分も出てないですよ。
もし半分以上出てたら
通過出来てたような展開だったんでね。
仕方ないですね。
自分が下手くそだったから」
――合計10数試合しましたが……。
「『撞けた』と言えるのは、
2、3試合くらいですかね。
あとは頑張れてないです。
技術とかじゃなしに、
精神的にダメでしたね。
精神的に負けてるし、弱い」
――精神の弱さは、プレーに
どう影響してしまうのでしょうか?
「ショットが『届いてない』です。
もう自信がなくなってるからね。
それには気付いていて、
『アカンアカン』と思い続けて、
でも、切り替えられずに
試合が終わるっていうね」
――3回準決勝を撞いて、
リザーブリストの2位にいました。
あと一人キャンセルが出れば
ステージ2(本戦)に出られる状況でした。
しかし、枠は来なかった。
「全然悔しくないです。
だって負けてますから(笑)。
出られたらラッキーぐらいなもんです」
――少しは期待してました?
「良い位置にいると言われていたから
さすがにね。
ちょっとだけ期待はしてたけど、
でもね、呼ばれなかったからと言って、
別になんともないです。
ただ、ステージ2のあのもっと
濃い所で撞きたくて来てるんでね。
また来年、機会があれば来たいと思ってます」
(了)
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