ブレイクが強くて、キューが切れる
プレイヤーが多い沖縄。
そのことを強く感じさせる選手の一人が、
沖縄トップアマの川畑直弘選手です。
川畑選手は、自身のお店、
『BAATA』(バータ)で一人撞きをしてる時、
よくこんな球を撞いていました。↓
「ツーツー(2-2)のドロー」と
呼ばれる配置ですね。
的球・手球ともに
ポケットから2ポイントの場所に置き、
真っ直ぐ強く引くという
ドローショット練習の定番です。
川畑選手は、
昔からこればっかり撞いていたのだそう
(あとブレイクと)。
「人に、『フリのある球を撞いた方が
良いんじゃない?』と心配されるぐらい、
こればっかりでした(笑)」
で、川畑選手がやるとこんな感じ。↓
うおー、余裕で折り返してる。
すげー!
……と驚くキュー切れですが、
本人は首を傾げています。
いわく、
「くってない」
(手球をきっちり捉えられてない。
スピンが乗ってない)。
ちゃんと「くう」と、
右の短クッションに届くのだそう。
この時、川畑選手は、
『BAATA OPEN』の準備で
不眠不休で働いていました。
それもあって、微妙なタッチ感や
体のキレが狂っていたのでしょう。
それでも十分すごいですが……。
ちなみに、
「引けないかも」という不安や
「キューミスするかも」という恐怖は
「全くない」のだとか。羨ましいですね。
…………
別の角度からも撮影。↓
ブリッジはスタンダードですが、
手首はラシャに接していません。
そして、テイクバックはゆっくり大きく、
撞き出しは一気に素早く。
この映像も相当引けてると思いますが、
川畑選手は自分で手球を止めてしまってます。
主旨はあくまでストロークの
調整(練習)だからということでしょうか。
あるいは、感触がイマイチだったのか。
何度も繰り返して撞いていたのですが、
手球に左右のスピンが交じることは少なかったです
(それを見る練習でもあるのです)。
…………
真後ろからも撮ってみました。
ポイントは、
●素振りとストローク本番が同じ軌道
(=本番で力んでない)
●本番は「2段階テイクバック」っぽく
なっていて、素振りの時以上に長く後ろに引く
●引きながら、あるいは撞き出しながら
左右へのブレ・コジリがない。
手首の不自然な巻き込み・反りもほぼない
(=ショットの終わりまで
キューが真っ直ぐ出ている)
フィニッシュで
ごくわずかに内巻きになりますが、
人体の構造上、これは自然な範囲でしょう。
●5本指で柔らかくグリップしている
ように見えるが、
テイクバックの頂点では
親指と人差し指(または中指も)の
2本(3本)になり、
撞き出しながらまた自然と5本指になる
(=ガチガチに握りこんでいるのではない)
……という感じでしょうか。
以上、「引けない……」という人の
参考になれば幸いです。
…………
以下、おまけ映像。
帽子をかぶってますが、これも川畑選手。
カメラは無事でした(笑)。
…………
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