2006年にプロデビュー。
今年でプロ生活10年目となる
「JPBA40期生男子」への
アンケート企画。
第7弾は北谷英貴プロです。
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九州・小倉でビリヤード場『淡路』を営む
北谷好美プロ(JPBF)の次男で、
兄は北谷好宏プロ。
そんなビリヤード一家に育った
北谷英貴プロ。
明るく屈託ないキャラクターと
コミカルなアクションで
誰からも好かれるヒデプロですが、
プロプレイヤーとしてはアツいの一言。
今回、笑いはありません。
※本シリーズ・バックナンバー
その1・大井直幸編
その2・高野智央編
その3・鶴原学編
その4・村山博之編
その5・有田秀彰編
その6・早瀬優治編
※この先、土方隼斗を掲載予定!
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Hidetaka Kitatani
1980年1月9日生 JPBA40期生
福岡県出身・在住
2009年『グランプリウエスト第4戦』準優勝
『淡路』(福岡県)所属
――プロ入りのきっかけは?
「兄貴みたいになりたかった
というのが一番かな。
ビリヤードを始めた頃、
すでに兄貴が九州のトップアマだったから、
『ああいう風になりたい』と思ったんです。
その兄貴がプロになって、
格段に上手くなっていくのを見て、
このままアマチュアでいるんじゃなく、
プロになって経験を積みたいなと思って、
25歳でプロテストを受けました。
(翌年6月ではなく)
12月のテストを受けたのは、
1月デビュー組なら、プロ初年度から
全日本選手権のステージ2で撞けるから、
というのと、
新年の1月1日からプロでやってくぞと
決意してたからです」
――北谷家は代々ビリヤード場を
やっていますよね。
プロ入りに際して、周囲の反対などはなく?
「元々ビリヤードをすることに関して、
ちょっと反対されてました。
一応、国立大学を出たし、
既にビリヤードの方は兄貴がやってるから、
別の道に行った方が……なんて話もされてね」
――この10年はどんな10年でしたか?
「難しい質問ですね……。
とても良い経験を積めた10年だけど
苦い経験の方が多かったなって思うよね。
すごく練習していっぱい勉強したけど、
結果を出すのって本当に難しい。
身近にいる兄貴が結果を出してるから、
余計にそう思いますよ。
同期も大井(直幸)を始め、
結果出してる人が多いから、
俺も頑張らないとなって思うけど、
実際結果は出てないからね。
焦りとか苦しさが強い10年です」
――この10年で達成できたと思うこととは?
「達成できたこと?
まだない」
――反対に達成できてないこととは?
「やっぱりプロとして結果を出せてない。
これに尽きる。
準優勝1回。
それ以外がね、本当にね、なにもない。
32とか16とかは何度かあるけど、
本当にその他なし(苦笑)。
振り返れば振り返るほど寂しくなっちゃうね」
――北谷プロから見て40期生はどんな人たちですか?
「すごい刺激をくれる半端じゃない人たち。
刺激を受けまくってハゲちゃいましたよ(笑)」
――関東プロテスト受験組は「花の40期」と
騒がれました。同じ40期生として
歯がゆさを覚えたりはしましたか?
「歯がゆさもあったけど、
『いやいや絶対上に行くから』って思ってました。
それは今でも思ってますよ。
思ってなかったらプロ辞めてます。
でも、ただ思ってるだけでもダメでしょう。
だから、来年は世界戦に
初チャレンジする予定です。
違う世界を見て、違う枠を感じて、
プラスに変えていきたいと思っています」
(了)
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